フランス大統領選挙と飲むヨーグルト。

  今日4月22日。




フランス大統領選  の一回目選挙の投票日です!



いや~、それにしてもこの一ヶ月楽しませてもらいました。



投票権がなくてもこれだけ楽しめる選挙ってのもすごいですね。



なんといっても候補者の顔ぶれの濃さと、それを取り巻く密意謀略のかほり・・



なんと言ってもフランスは イヴ・モンタンをして


”あなたが政治を放っておいても、政治があなたを放ってはおかない。”


と言わしめたほど、 政治の臭いがあちこちにする。




実際、フランスの大きな企業だと政権が右派から左派に、左派から右派に代わると


トップが代わることもあるし、



労働組合の方針だって、変わってくる。




スペインに住んでいてもやっぱり色々と気になる。なんといっても会社はフランスの企業。





先週、仕事でフランスに行ったときの事なのですが・・・




フランスに行ったときの密かな楽しみ。


michel et augustin の飲むヨーグルト




を飲もうと いつもの マダガスカル産バニラ味ヨーグルトを手に取ると・・



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ん?? フランスの国旗が??



そして la vache qui vote (投票する牛)の文字が・・・




ん??? そして



その矢印の先には




Carla et Nicolas (カーラとニコラ )  



な・・なんなの??? これ???




と思って、他の商品を見てみると他の物は普段のラベルと同じ・・


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な・・・何・・・これ ”あたり” なの ”はずれ”なの・・?




誰か おせーてー!!! 




と思って、初めてこの Michel et Augustin のHP 見てしまいました。





それで、納得。





実はこの会社は、選挙前の限定商品として





全ての候補者(と、そのパートナー)の名前を冠したラベルの飲むヨーグルトを




生産していたんだとか・・。



でもHPによるとその生産は既に終了していて




というのも、いくつかの店舗で(不満なのか、歓喜なのか)大声をあげて



飲むヨーグルトを壁に叩きつけて壊したりするという人が出て







ちょっとした騒ぎになった・・ということで残念ながら生産は終了したのだとか。。



えー、そういう経緯を知ると コレクター魂が疼いてますます欲しくなるー。




アンヘリートさん(旦那)も ”PS(社会党)のフランソワとバレリーが欲しいなぁ”




と言い出すし。 (さすがコレクター。ってか最強コレクターである義父に贈呈せねば・・。)




私は謎の電波系候補者 ジャック・シュミナッド バージョンが欲しい。。。




ってか、中々の企画だったと思うのですが (アメリカ大統領選みたいだね。)




生産者の説明の文からもなんとなく悔しさがにじみ出ていました。



そうそうこのMichel et Augustin というメーカーですが、




興味のある方は こちらをクリック。 Michel et Augustin


ちなみにこのサイト、何故か日本語版もありますし・・・



なんか。。。笑えます。 好きです。
この笑いのセンス。



ちなみにというか、


言うまでもなく



la vache qui vote (投票する牛) というのは




有名チーズメーカーのこの 牛マーク



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la vache qui rit (笑う牛)


のパロディですね(笑)。






ここからはおまけ ですが (おまけと言っても時間かかった・・)




フランス大統領選の全候補者リストです。




便宜上、 イデオロギー的に右から左に載せていきます。






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極右政党FNの Marine Le pen マリーヌ・ル・ペン

なんか、もう父娘共々大統領選には欠かせない存在。



不快になるの分かっていて庭にある湿った石の裏側見てみたい的な・・・



あー、やっぱ虫とかうじゃうじゃいるわー・・って分かっててもやっぱり裏返してしまう


そんな人間の心理を突いています。


私は予想よりも彼女の得票率は高いと思うのですが・・




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Nicolas Dupont-Aignant ニコラ・デュポンタニアン

んー、ゴーリスト(ド・ゴール主義者)だそうです。

望み通りに高速道路代無料になると良いですね。




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現大統領 Nicolas Sarkozy (ニコラ・サルコジ)

先週、カーラがお金持ちの財界やマスコミ関係の女性達を招いてお茶会開いたらしいですね。


呼ばれた人がその後 ”Le Monde"誌にベラベラ話してました。


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Francois Bayrou (フランソワ バイルー)

MoDemという中道の党首です。


第二回投票でサルコにいれるのかどうするのか、そればっかりマスコミに聞かれて


しょっちゅう切れてましたね。


今回の選挙戦は無礼な子供に平手打ちくらわしていませんでしたね。



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Jacques Cheminad (ジャック・シュミナッド


もう・・謎というか ギャグ??


党の名前が ”連帯と進歩”って何それ?


あと宇宙の話しをしたりするので宇宙系候補者と呼んでいます。


というか、良く大統領候補者になるのに必要な市長の署名集まったな。。


さては・・・各自治体の市長も面白がってるな。


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Francois Hollande (フランソワ・オランド)

PS(社会党)党首。


新しいパートナーの女性が美人で驚きました。


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Eva Joly (エヴァ・ジョリ)緑の党。党首。


フランス語のアクセント聞けば分かるようにノルウェー人(二重国籍なのかな?)です。


それにしても緑の党のNO.2のダニエル・コーン・ベンディはドイツ人だし


フランスの緑の党って・・やる気あるのかな?



個人的にはコーン・ベンディが出なかったのが残念。


メガネどこで買っているのか気になる。




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ジャン・リュック メランション

Front de gauche というフランス共産党を初めとする左派の党の寄せ集めの代表。


事前調査ではル・ペンに追いつきそうな勢いだったけど、多分無い。


選挙戦前にラジオやテレビで、”馬鹿”とか ”アホ”とか他人の悪口言い過ぎて悪人イメージ。


キレキャラが過ぎる・・・。ま、左の人はやっぱり投票するんだろうけど。




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Philippe poutou (フィリップ・プトゥ


極左 NPA(新・反資本主義の党)の代表。


名前が可愛い。プトゥ。党のスポークスマンがクリスティーン・プパン。


プトゥとプパン。名前の可愛らしさが際立っているんですけど。


個人的に友達になったら良い奴そうな感じではある。


色んな意味で資本主義に反対してそうには見えないが・・。



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Nathalie Arthaud (ナタリー・アートゥ


同じく極左 L.O(闘う労働者の党)の代表


ツイッターで、在仏日本人女性が ”共産党の候補”って言っててちょっと吹いた(笑)。


彼女トロツキストですが?


赤いものは全て共産党というざっくり感。ってか良く知らないののに・・まあ。。


彼女の事よりも前代表、フランス初の女性大統領候補でもあった


アーレット・ラギエ女史。


6回連続、大統領候補に出て30年間一貫していた 闘う女アーレット・ラギエ。





彼女を一度もメディアで見なかったんだけど、元気なのかそれが気になる。





以上10名。


というか左派の候補者 相変わらず多いねフランス。




結果は今晩でますよん♪ 



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# by melodynelson-2812 | 2012-04-22 17:50 | 時事

ALARAの原則



いつかこういう発言がどこかで出るだろうとは思っていたのだけど、



やっぱり  出ました ・・・・。




いわき市長のパチンコ発言



賠償金を受けて働かない人もいる。パチンコ店も満員だ






実を言えば 「被災者が働かずに昼間からパチンコ」や「パチンコ屋は平日の昼間も一杯だ」


というような話しは随分前から 石巻管内でもまあ、言われている事で


多分、気仙沼や宮古あたりでも同じ事が言われているはずです。




そもそもお見舞金などの給付が決まった時点で被災者間でも



”パチンコに金つぎ込む人出てくるべな、こりゃ。。”


と冗談が出たくらいですから。



そもそもが・・ 田舎では




働かない → 臨時収入  と来たら




パチンコ 





全く罪な遊興です。  パチンコってやつは。。





とはいえ、



やはりこのいわき市長の発言は 乱暴すぎるなぁ。




と思わざるをえない。



いわき市内にパチンコ屋がいくつあるのか知らな知れないけれども、二万人をこす双葉郡の


避難者達のうちの一部が何度か通ったからと行ってこんな大雑把な表現をしなくても。




そもそもが、自分の故郷を離れた人が住み慣れない土地に住み将来が見えない



そんな中で昼間からパチンコに興じているというそんな状況を想像するとあまりに



切ない気持ちになって、 頭を掻き毟りたくなる・・。 



共感性というか想像力の無さももちょっと無神経に感じます。




それに、勿論避難されている方の多くは昼間からパチンコに行っているわけでも



働かないわけでもないのだし、誰もかれもを一緒くたにするような発言はあまりに雑すぎる。




茶飲み話しならまだしも、市長の言うべき事ではない。










それにしても震災以降、こういうような ”乱暴な言論 ”が増えたな~。。と



つくづく嫌になる。



東電や国、自治体など責めるべき相手が明確化したからなのか、



それともやはり 不安の裏返しなのか、




それは分からないけれどもとにかく 扇情的で乱暴な表現がエスカレートをしている気がする。




上記のいわき市長もきっと ”いわき市民も同じ事を言っている”からと、



”市民の声 ”を 盾にしてこのような事を言っているのかもしれないけど



善良な市民という絶対的な自信を盾にすればどんな事をいっても良いし正しいと


思っているかのような傾向、 



無関心も嫌だけど、同じようにこちらも嫌だな~と思う。




それと同時に、勿論 いわきに元々住む方の事を思うと”自分達の生活だって大変なのに。”


という気持ちがあるのだろう事は痛い程わかる。



福島県内は色々な意味で大変なのであろう事は容易に想像がつく。






そんな乱暴な言説にちょっと嫌気が差している私が最近注目しているのは




こちらの活動です。




エートス福島
 
(クリックして下さい。)





とにかく4月7日の 「第一回住民交流会考察」の一文を読んで頂きたいのですが・・



被災地域においては、行政対応、マスメディア等の報道、あるいは、被災地域外からの様々な情報等によって、さらに翻弄される状況になっています。
自己決定権が損なわれている状況、と言い換えられると思います






私が乱暴だな~と思う言説の多くが、福島の汚染状況に関してや低被爆への危険性に関するもの


でした。


大抵の場合それは ”福島に住んでいる人の為に!”という善意からの意見だったとしても




”こんな乱暴で扇情的な表現では結局は福島の人の為にはならないのではないか?”と



常から思っていました。




そう、まさに翻弄するだけ。






そして何よりもそこには多くの場合実際に住んでいる人達の視線という物が全くなくて


各々の自主性というものへの尊重があまり感じられないと思ってきました。




ただし、ここで重要なのは、知識のやりとりを媒介としながら、実は、知識そのものは主ではない、という点です。
自分たちがわからないことを、専門家が一度受け止め、それに対して向き合って説明してくれている、と感じる事による信頼関係の構築が重要だったのだと思います




大切なのは丁寧に情報を説明してくれる事、それを共有する事 信頼関係を築く事。



扇情的な言葉でむりやり揺さぶるようなやり方では一生信頼関係など築けないでしょう。




この方の文章の最後に



どう感じるかは自由、とだけ述べるのでは、突き放した姿勢とも受け取られかねません。
ここで、この現実をそのまま放置するのではない、減らせるものは減らしていこう、と言う事は、被災地域の住民へ寄り添う=連帯する姿勢を明らかにする事になります。
減らしていく方法を一緒に考えてやっていきましょう、と言う姿勢をとることによって、住民側は、自分達の自己決定権を尊重しながらも、寄り添ってくれようとしているのだ、と感じ、それまでの説明内容についても、すんなりと受け容れられるようになる気がしました





最後に ”よりそう=連帯 ”という言葉が出てきた事に感動しました。


寄り添う。震災後に何度も聞かれた言葉ですが、時としてあまりに安易に使われすぎていると



思っていましたが



この方達のエートス福島の活動には真の意味での寄り添いをしながら生活をしていこう。


といういわきや郡山に実際に住み続けている人達の強さや知性を感じました。





現在エートスの会員は 原則的に福島在住の方だけのようですが



このような活動は直接的に自分の生活には関係ないように見えて問題へのアプローチの


仕方としても、また自分自身の放射線被害の情報収集の為にも



万人が興味を持てる活動なのではないかと思っています。



そうそう、


上記ブログ文中内のALARAというのは



As Low As Reasonably Achievableの略で



合理的に達成可能な限り被ばく量を低減するという原則と訳されているようです。



この合理的という訳にちょっと違和感を抱くのですが、



東北でいう ”あんべい(塩梅)良いぐれえ”というような事なのだと思っています。




長い文章になりましたが



最後に数年前に撮った写真をアップします ♪♪




奈良じゃないですよ。 名勝 金華山(石巻市)の5月です。



金華山といっても山ではなくて、無人の島なんですけどね。。 いいとこです。


ここの鹿がこれまた フリ~ダ~ムすぎて笑いました。



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# by melodynelson-2812 | 2012-04-16 02:42 | 東北復興へ向けて

トゥールーズ連続射殺事件


 フランス中を震撼させた 

Toulouse Montauban の連続射殺事件

から一週間以上経ち、


事件の詳細はこちら トゥールズ連続射殺事件



異常に過熱した報道も一段落して、事件に関する落ち着いた意見も出てきたのと



自分の中でも考える事がちょっとまとまってきたのでこの事件に関して書きたいと思います。





私がちょっと驚いたのは私の周りのフランス人がおしなべて


”(犯人の)モハメド・メラーは銃殺されて当然。”

とか


”生きて逮捕されなくて良かった。”


というような事を口にした事だ。




今回の銃撃事件の被害者のうち3人がまだ幼い子供で、その手口が


幼い子供の髪をひっぱり自分の方に引き寄せてから頭に銃口を向けて撃つという


その残忍さゆえだと思うのだだけれども、


得てしてモハメド・メラーが殺された事に肯定的な意見ばかりを聞いた。





またフランスの刑法では犯人の年齢(24歳)で7人の人間を殺傷しても最大でも


懲役は30年で、現在のシステムからいえば20年から25年後には刑務所を出る事に


なる。というのは多くの人が知っていることなので



それ故に生きて逮捕されても遺族が浮かばれない。



というようなそんな背景から その場で射殺された事を肯定する意見が多いのかもしれない。






それでも私はやっぱり後味の悪さを感じる。



24歳の若者が罪のない子供や無抵抗の人を殺傷して、そして自分自身も特殊部隊に



包囲された挙句に文字どおりに”蜂の巣”状態で殺されるなんて、
(モハメド・メラーの死体の上半身には20箇所もの銃痕があったらしい)




やはり悲劇というか、あまりに悲惨な出来事だと思う。





フランスの社会の事を知っている人なら



このモハメド・メラーのような男の子のバックグランドが容易に想像がつくと思う。





アフリカ大陸からの移民の2世、もしくは3世で、



学業をちゃんと終えていなくて、軽犯罪の前科があり、定職にもついていない



フランスでシテと呼ばれる 低所得者向けの高層アパートで生まれ育った若者。






非常に分かりやすいプロフィールだ。




3月30日付けの ”Le monde"の 討論のページに面白い記事が載っていた。



Dounia Bouzarという依存症専門の心理学者の意見だ。





 モハメド・メラーを取り巻く背景は”イスラム原理主義”に傾倒する若者に特徴的な背景、全てを揃えている。

父親不在の家庭で育ち、将来への目的もなく、文化的継承を受けておらず、家庭には
宗教的下地はむしろ皆無で、フランス社会との接点も少ない。


大抵の場合彼らの母親は”うちの息子は何も変わった所なんてないのに・・”といい、
彼らの息子がイスラム原理主義グループのメンバーだった事も知らず、それを知ったところで
”どうやって息子を全うな道に連れ戻すのかも全くわからない”と言う。


イスラム原理主義に傾く若者は主に精神的に脆弱な若者を狙って洗脳を施そうとするイスラム
原理主義の説教師達の犠牲者であると言える。
 





というと、まるでモハメド・メラーの責任を否定するかのようだけれども



やはりこの事件の背景にはフランスの移民同化政策と教育システムの失敗が関係していると思う。






現在のフランスの教育システムではモハメド・メラーのような人間は完全に居場所を失い


そして、そして唯一彼らがより所として感じられる場所が”イスラム原理主義”だったんだと

そういう事だと思う。





情報によれば、モハメド・メラーがイスラム原理主義傾き始めたのは刑務所に服役していた時


らしい。



どうやら刑務所で説教者に会い ”洗脳 ”されたらしい。




情報によるとこの10年間(9・11以降という事になる)、フランスの警察は



かなりの人数の ”イスラム教急進派”もしくは”ジハディスト”と呼ばれる人達を



逮捕、服役させており、






皮肉な事に彼らにとっては刑務所の中が前に述べたような典型的な若者との出会いの場であり、




そしてもってこいの ”洗脳”の場であるらしいのだ。






そして父親を知らず、学校からも落ちこぼれ”道徳”や ”宗教的生活” という物を


知らない若者達にとっては 初めて確固とした価値を教えてくれる人に出会う場所となる。






この心理学者は警告をならす





 ”イスラム教徒” と全ての信者を同一化する傾向をただちにやめるべき。
その種の同一化は結局のところイスラム原理主義者派が行う ”俺ら”と”奴ら”
という単純な差別と結局のところ同じ態度だし、個人という存在を徹底的に否定する事にな
る。




そして



若者に未来と希望を示せるようになる事、共和国としての価値を全てのフランスの子供が
共有出来る事こそが今必要。




と説く。





共和国 ”Republique ”としての価値。  




何かが起こると、フランス人が立ち戻ろうとするのはいつもこの価値だと思う。



何度でも立ち返るべき価値は ”共和国 ”としての価値。




残念ながら現在のフランス共和国は、多くのシテで暮らす若者に何の未来も希望も示させない

でいる。 その問題を解決しない限り、第二・第三のモハメッド・メラーが出てくると思う。




今日もフランスのいくつかの都市で、急進派イスラム教徒やテロを企む容疑のあるイスラム原理主義者が17人逮捕されたんだとか。



これでまた刑務所の中がさぞやにぎやかになるだろう。。。

いい加減、解決策はそこではないと気づけばよいのに。






大統領選挙まで30日をきるタイミングでのこの事件、



被害者には申し訳ないようだけど、結局どの候補者が特をしたのか???


という事に注目がいく。





フランスの守護者としてのアピールに執心したことで現大統領のサルコジに有利に働く


という見方もあるけれども




結局は私は極右政党FNの マリーン・ルペンに最も有利に働いたのではないかと危惧する。


第一回目の投票までついに30日を切りました。。




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パリCDG空港内に設置されたメディテーションエリア。


理屈上は全ての宗教実践者に開かれているけれども、利用者の多くはイスラム教徒だと思う。


金曜日の夜などは次から次へと、旅行客が入っていく。


それでもそこは教会でもなくモスクでももなく祈りのスペースとして全ての信心を持つ人に


開かれているこういう場を公共の場で持っているフランスのその共和国の精神に私は

ひそかに期待しています。



フランス共和国の精神、それは



自由・平等・博愛



平等なんて言葉が空しい社会と異分子に博愛になれない人々と誰かの自由を奪う若者。



こんなままではいかんんだろう、と今回の悲しい事件は示唆しているように思える。
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# by melodynelson-2812 | 2012-03-31 07:34 | 時事

女川復幸祭・遊びに来てください




  事後報告で申し訳ないのですが・・





先週の日曜日、 3月18日に




女川復幸祭が開催されました。



復幸祭HP(詳しくはこちらを・・)




この復幸祭は、女川町が震災後初めて町外の人向けに行う観光イベントでした。




無料のシャトルバスを用意したり無料の焼きサンマの配布があったりと



今まで支援をして頂く一方だった女川町民が逆に町外から訪れてくれる人に



楽しんでもらい、そしてあわよくば町の事を知ってもらい町の物産も知ってもらう。という



そんな目的のイベントでした。



お陰様で一万人を越す来場者を記録し、


大成功と言える形で終了しまして


主催した女川町商工会の方も大変満足されていました。



そして何よりも震災から一年と一週間経って、



自分達で復興していくぞ!!という新たな気持ちになれたのではないかと思っています。




実は私は残念ながら仕事の都合で日本にはいたのですが


祭りへの参加はできず・・無念




ですが、あちこちから情報は入ってきておりまして。。。



この日に行われたイベントのプログラムがなんか・・ちょっと笑えるんですけど。



演歌歌手の 山口ひろみ歌のショー。というのは女川らしくて良いと思うし。、



ご老人達さぞかし楽しめた事と思いますが・・・




鉄オタアイドル 木村裕子さん



鉄オタトークショー





あかつくんのショー。




あ、あかつくんの すもササイズ知らない方は
これ見て下さい。






もう~、大好きになってしまいました。



あかつくん(郡山出身だそうな・・ますます親しみ)





北海道テレビの 「水曜どうでしょう」のディレクターの方による


トークショーと歌。



残念ながら大泉洋は登場せずでしたが・・・。



このお二人のディレクターの方の女川町との距離の取り方は非常に気持ちの良いものを感じました



オフィシャルブログの日記、良かったら読んで見て下さい。


水曜どうでしょう





そして勿論ご当地ヒーロー



リアスの戦士イーガーショー


と盛りだくさん。




なんか、主催者側の趣味が反映されているな~。。。ハハ。(好きだけど)





ちなみに現在はまだ女川駅までは運行されていない石巻線。





キハ40系という田舎臭ムンムンな一両(もしくは二両)編成の電車で運行されていて



あ、前回の記事でお墓まで投げ出されていたあの車両ですけど。。



その石巻線の終点。



そこから先にはもう鉄道はない。海におちるばかり。という終点の駅だったので



鉄オタさん達にはひそかに人気だったんですよ~。





この日は記念切手も販売されていました。(欲しかった。。)





鉄オタさん達が盛り上がり、あかつくんに大笑いし、「水どう」の人達と歌う。




女川の人も他所から来た人達も一緒に笑う。




これが大事なのではないかと思うのです。





正直、震災一周年前の ”被災地からの映像”とにかく悲しみにくれる人達の映像を垂れ流し、



あわよくば都合よく編集した美談を流して、その後のフォローは無し。



というような番組の嵐に辟易していました。




確かに町は未だに廃墟のようだし、悲しみにくれる気持ちもあるけれども





それと同時に一年経って





”前に進むぞ”という気持ちもあるし、人間って悲しい時でもくだらない事に



笑ったり、楽しんだりできる。 




今回女川・雄勝・南三陸を周ってそういう力強さを感じました。





決して泣いてばかりいる可哀想な”被災者”という訳ではないのです。








悲しんでいる人を救いたい!!!とか肩に力を要れず、




”どれ、ちょっと行ってどうなったか見てみるか、ついでに美味しい物でも・・”



くらいのノリで来てくれた方が今の状況にしっくり来る気がします。



そして私が嬉しかったのは




焼きサンマの無料配布




これはかつての女川のイベントを思い出されて嬉しいなぁ。



かつてはイベントといえばサンマの無料配布やら銀サケの荒汁の試食やら何かと気前の良いのが



女川のイベントの特徴でした。




震災以降 全国の方から炊き出しやら支援物資やら貰いっぱなしで・・・



ありがたい反面。 やはり物を貰うという行為は”非常時”である事の証明。




いつかはこちらからお返ししたいと、感謝の気持ちと悔しい気持ちが入り混じった感情、



女川の若者達は多かれ少なかれ感じていたと思います。









それが、この日はどうぞ召し上がって下さいと彼らが名産を振舞う。


嬉しいじゃないですか






これは個人的な意見ですが、気の毒な人達というカテゴリーに当てはめて腫れ物に触るように接した



り、物をやみくもにあげたりするフェーズはもはや過ぎたのではないかと思っています。




というかじょじょにそういったフェーズを抜け出すようにしていかないといけないと思います。




支援する方もされる方も。




これからはむしろもっと違った支援や関わり方を考えるフェーズにあるのでは?と



一年と一週間後に行われた祭りの成功を見て強く感じました。



そうそう、この日に会場のお手伝いに来てくださった



神奈川のボランティアの方々。(こちらを読んでみてください)


かなボラお知らせ



主催者からの大量の差し入れに驚き、海のみえる大浴場を堪能し、



帰りは”まりんぱる”でお買い物。



ボランティアといえども女川滞在を満喫しています。



こういうスタンス、良いと思います。







そして、祭りの成功の為に裏方として支えてくれた神奈川ボランティアの方達に心から感謝。





そうそう、女川に何度も支援に来ている東京在住の女性と女川の人達と




ある日数少ない女川の夜営業のお店でお酒を飲みましたが




彼女は”石巻・女川に来るのが楽しくてしょうがなーい。”と言い




どんどん人間関係を広げて、そして再開していくお店で三陸グルメを堪能して帰っていきます。




今回のお祭りでもメロンパンを売っていました(そう無料では配りません。)



眉間に皺を寄せて”支援とは・・”とごちゃごちゃいうよりも来るのが楽しいとか




女川(や石巻や南三陸を・・)が好きだ!と思ってくれるくらいの



関係がこれからは必要なのでは?と思っています。










そうそう今はこんな地図も作られているんですよ。



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女川を訪れてくれた方に既に再開されているお店や食堂の紹介をしています。



今はまだ紹介されているお店は少ないですが、これからどんどんこの地図に加えられていく



お店が増えるはずです。



ま、この提示版の横は



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なんだかこんなガラーンとした風景と海が広がるばかりですが



それでも元は町の中心部だった所にこの案内図を貼ったやる気が頼もしいと思います。





そうそう、目下の問題は宿泊施設が少ないという事なのですが


これもおいおい復興していく予定であります。



次の女川町の祭りは五月の予定です


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万石浦湾の養殖もどんどんはじまっていますよ。
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# by melodynelson-2812 | 2012-03-22 02:12 | 東北復興へ向けて

春彼岸 あっちとこっち繋がっているんだな~




 寒さ・暑さも彼岸まで。と言いますが



雪が多かった今年。春彼岸が来ます。



去年の今頃は彼岸どころの話しでもなかったのですが、今年は少し早いと思いつつ



私がいる間にと、ぐずぐず天気が続く日の合間、晴れの午前中に




母とお墓の掃除にやって来ました。







全く唐突なのですが、小さい頃 ”お墓で転ぶとお墓から帰れなくなる”と



大人から言われていた為子供の頃お墓では足元に全意識を集中させていたのですが



これってどこでも言われている事なのでしょうか???





それともあの頃足元の悪いお墓が多かったので、周りの大人が落ち着きの無い子供を走らせない


為に考え出した”大人の知恵”なのでしょうか??





三つ子の魂百まで。で、私は今でもお墓に行くと転ばないように細心の注意を払います。








ここは母方のお墓なのですが、ここのお墓は女川の駅から近くてそして大きく広がった湾岸部とは


反対に奥に進むにつれて細くなる地形の為に波の威力が強かったのか被害も大きかった場所なので



去年の五月頃までは流された電車がみごとに突っ込んでいた墓所でして・・




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去年のお盆に来たときはみるも無残になぎ倒されたお墓や



地震のせいで不規則な方向に倒れているお墓が多かったのですが


一周忌の前にとお墓の修理をされた方が多かったのか、かなりの数のお墓が元通りに立てなおされて


いました。




ちなみに倒れたお墓を立て直すのってあれ、大掛かりな機材を使わないと無理ですね。



力自慢の力士4人集まったところでお墓をうまく立てのすのは力意外の技術が必要になるんです。




今回そんな事を学びました。





墓所近くに車を止めてから



お墓の周りを掃くための”ほうき”を忘れた事に気づき



その迂闊さを後悔しながら坂を昇って母方の墓所にたどり着くと



自分の所の墓所の近くにある母の親しい友人の墓所用にと、杉の木にくくり付けられた


ほうきを発見。




”ちょうど良い。Mちゃんちのほうきを借りよう!”と言い



母の友人が眠るお墓に


”ほうき貸して下さい”と断りつつ 手を合わせる。



母はついでに



”なんで津波で死んだりしたの。いなくなってしまってつまらないよ”というような事も呟く。





きっとお墓の水は出ないだろうと踏んで容器に水をいれてうんしょ、うんしょと運んで来たのに




実は墓所のお水が出る事に驚きつつ、




それではとお墓の掃除、草むしりを始める。






お墓の掃除は楽しい。というと不謹慎に聞こえるかもしれないけど



お墓の草をぶちぶちむしっていると



会った事もない祖母や祖父や叔父やその他の自分の先祖と今ある自分の存在は



確実に繋がっているんだと感じる事ができる。





草の間に縮こまっている小さいデンデンムシを発見したりするとますます身体的な感覚として



あっちとこっちで繋がっているんだと感じる。





亡くなった人との繋がりを身体的な感覚で感じるって機会はそう多くない。





ついでに偶然に借りた亡くなった方がくくり付けたであろう箒でもって杉の葉っぱを



掃いている時もその繋がりを感じる。






津波の直後に父の従兄弟や母の弟がいの一番に気にしたのも”先祖のお墓”の事。



三陸のこの辺りはなんというかそういうのをすごく気にする傾向にあるんです。



これは海というままならない物を相手にしてるが故に ”あっち”への感覚が都会暮らしの



人よりもどうしても身近だからなのですかね・・・。





高台の墓所からは私の大好きな風景が見える。




緑に輝く女川湾。


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それにしても建物の解体は容赦なく進むね・・・





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しょうがない。




感傷に浸っている場合ではない。



一歩ずつ 確実に、だ。
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# by melodynelson-2812 | 2012-03-18 00:42 | 東北復興へ向けて

ちょっとずつ




  前回のブログ記事のコメントのお返事もしていないのに大変恐縮ですが次の記事を・・・





失礼ながらお返事は後日ゆっくりとさせて頂きます





今週の頭から女川に帰ってきているのですが





なんだ、かんだとこちらにいると忙しくて。。。。






一日があっという間に過ぎてゆくんです。





仮設住宅に畳が入るという事で置いてあるものを撤去、そのついでに大掃除をしたり




昨日は、かねてから噂を聞いて行きたかった



石巻、渡波の牡蠣小屋にも行ってきました。


かき小屋渡波


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しかし実は、美味しそうな新鮮な牡蠣を前に入店は断念・・・



何故なら・・・




牡蠣小屋に行く前に



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こんな大盛り ”かき天丼”を完食した後で、さすがの私も何も食べられない状態でした。。。



そうそうこの”かき天丼”を食べたお店でも、知り合いに出くわして



立ち話しに興じたり、そうこうしてるうちに地震が来たりと・・・・



なんだか女川にいるとやたらと忙しいんです。(・・・と言い訳)








もうすぐあれから一年。



あれこれとやはり考えてしまうのですが・・・



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 東松島市の野蒜海岸







故郷の海を見るとやっぱり安心しますね~。





波の音を聞いて海の匂いを嗅ぐとやっぱり思う。




 自分は海が好きなんだな~。    





故郷の 海と山と自然が好きなんだな~。





という事。





あー、あれから一年か~。
 

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# by melodynelson-2812 | 2012-03-09 22:10 | 東北復興へ向けて

雄勝の猫の旅

雄勝に思う



ブログ友達でもあり尊敬する友人でもあるローマ在住の junkoさんが


女川に来たときに近くの石巻市雄勝町を訪れた時のことをブログにしていらしゃる。



雄勝に思う



junkoさんのブログ


現在の雄勝町の様子に関してはjunko さんのブログをご覧になってほしい。





私はかれこれ3、4年前の秋のとても天気の良い日に旦那と二人で雄勝町で


とても心地よい一日を過ごした事がある。



母に ”雄勝町に美味しいと評判のお蕎麦屋がある” と聞いて


そのお蕎麦屋目当てに、  乗客が殆どいないローカルバスに揺られて


雄勝町に行った日の写真をアップしたい。





そう、雄勝町なんて震災前はあまり知られていなかった場所で震災の後は


その被害の大きさや建物の上にバスが乗っている映像ばかりが印象に残るけど



かつての雄勝町のあののんびりした秋の日の浜の町が、


やっぱり私にとっては雄勝町なんだ。。。。


それを知ってほしいと言う意味を込めてかつての美しい雄勝町の写真をアップします。






雄勝町というのは旧町名で今は石巻市の一部となっていますが、


古くから硯が有名で、

雄勝硯といえば、ちょっとした物なのです。



当然雄勝硯館のような物もあり、そちらも尋ねたのですが・・・・



写真を撮るのを失念していました。




まずは高い所から景色を見ようと小さな神社へと昇ってみる。




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海岸沿いを歩いて見る。

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雄勝という町は湾に沿ってほそーく居住地が存在している。


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さっぱ船と呼ばれる漁師さんが使う小型の船が何艘も。



実を言えば浜の子供は中学や高校くらいからこのさっぱ船をなんとなーく操縦できたりすることも


珍しくない。。。。 ま、大きな声では言えないけが・・




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立派なお寺も。


ここで太陽の下で日光浴をしている蛇を見つけて、うちの旦那は非常に驚いていた。



女川ではサルの軍団に遭遇しているし、非常にワイルドな場所だ。。。。と感心していたっけ。。




そうそうお目当てのお蕎麦屋さんは・・




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こんな素敵なテラスがあって



手打ちの美味しいお蕎麦をゆっくりと楽しめて・・・



とって雰囲気の良いお蕎麦屋さんでした。



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お店の下にある花梨の木。



ちょうど花梨の実がなり始めた頃で、お蕎麦屋のご主人がわざわざ実を取ってきてくれて




”花梨酒にしてもよいし、車に置いておくと消臭効果もありますよ。”



と大きな実を二つくれた。






本当に、この辺りはあっちこっちで色んな物をくれる




そして、勿論 遠慮なく 頂く。






感謝・感謝



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天気の良い秋の午後。




バスの時間まで住宅街をウロウロしていると・・・




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この子に遭遇。




いい面構えの子。




近くの家からこの子の名前を呼ぶ女性の声が聞こえるけど



この子は全く無視して・・・・



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わ・・・・わかったよ~




とこの子のテリトリーからは撤退。




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海水と交わる小さな川べりに座ってしばし日向ぼっこ・・



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こんな小さな町にもこんな立派な乳がんの検査ができるバスがあるのか!と



旦那が非常に感心していたっけ。




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そう。



確かにあそこにはそれぞれの穏やかな生活があった。






あれがずーっと続くと誰もが信じていたのに。






帰りのバスの運転手さんは



行きの運転手さんと一緒だった!!!




そしてまたもや乗客は私達だけ。







くねくね道を通って山を越えて女川への帰路についた楽しい一日だった 。






女川のあの町の風景と同じく雄勝のあの町の風景も




もう無くなってしまったんだなあ。。。



信じがたい。




女川町も人口流出は激しいけれども新しい町を復活させようと、小さい町だけにまとまれる部分もある。




雄勝町は仮設住宅の戸数も圧倒的に少なく人口流出が激しく



町の存続を真剣に危ぶんでいる人もいる。







それでも雄勝の漁業を復活させようとこんな活動されている方もいます。



その名も



オーガッツ





オーガッツのメンバーの男らしい写真がまぶしすぎますが・・・





”そだての住人”というシステムもあります。




お客様でもなく、支援者でもなく



”住人”という表現が良いと思う。



あんな穏やかな町の住人に、ちょっとした縁でなれたらそれも素敵だと思う。





一度こちらのサイト見てみて下さい!!
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# by melodynelson-2812 | 2012-03-07 10:40 |

女川災害FM存続の危機?!


 yahoo ニュースでこんな記事を見つけた。



 女川災害FMが存続の危機 



困る。


大変 困る



この女川災害FM ご存知ない方は・・・こちら ↓


女川災害FM




去年の4月と今年の1月にNHKのドキュメンタリーで取り上げられたので



それでご存知の方もいるかもしれません。



NHKドキュメント がんばっぺラジオ。


このラジオは女川でボランティア作業している時に随分聞きました~。



そしてスペインにいる時もサイマルラジオ

を通して聞くことができるので


時々聞いて楽しませてもらっています。




音楽のセレクトが 「演歌」「AKB」「ジャニーズ」「昭和」「アニソン」


などその時によって差が激しいのでその日の傾向についてボランティア仲間と盛り上がったり




お昼もおながわ☆なう






">”この人さ聞いでみっちゃ という女川の方達のインタビューや、



最近は


 ”町長さ聞いでみっちゃ という町長へのインタビュー。



を聞いて思わず笑わせられたり いや、意外な発見があったり。。




エンターテイメントの面だけでなく




なんといっても女川災害FMは 私が必要としている



情報量が格段に多い





つい数日前も町の一部地域に停電がありましたが、彼らからの情報でいち早く被害情報を


知ることができました。




地震や台風、そして浸水被害がある時にはこの災害FMが活躍します。



勿論、町のイベント情報や町からのお知らせなど等・・。



事業を再開した商店や事業主からのお知らせ・・・。



数え上げたらキリがない程の情報量なのです。




それ以外にも去年はさんま祭りからの中継や、町議会選挙の速報、当選議員のインタビュー


などもされており



私はこれぞ真の意味のジャーナリズムなのでは?と思っていました。





個人的な関わりとしては



去年12月、仮町舎で行われた新らしい女川町議会の一般質問。


聞きに来ていた町民は多くありませんでした。



それでも初日は大手、地方新聞の記者さんが数十分だけいて写真を撮って行きましたが



災害FMのスタッフの方はパソコンやらスマホやらを抱えて欠かさず聴講にいらっしゃって


いました。


(二日目には向こうも不思議な顔してこちらを見て挨拶してくれたっけ。。。)




そんな彼らの活動が存続の危機???  





しかも活動場所の問題とな・・。




申し訳ないが、彼らのスタジオの前を何度も通りかかったけど


それはそれは小さな仮設スタジオだった。



あそこで去年の暑い時も雨の時も地震の時も活動されていた。




申し訳ないが、確かに女川町は用地不足ではあるけれどもあの小さなスタジオを設置する



スペースすらない。



とは にわかには信じられない。。。。      




しかも彼らの活動費に関しては町から一切出されていない訳ですが



町民への益を考えたら、彼らに無償で土地を提供するべきだと思うのですが??

(注:現在の土地は町から無償で提供されています。)






土地の使用期限が迫っていますが、その前に納得のいく解決策が見つかる事を



心から 願っています。。 





蛇足ながら・・・





実は私はこの 女川災害FM 



に出演させてもらっています。




いつも ”この人さ聞いでみっちゃ。”を聞いて笑わせてもらったり感心させられたり


していたので、



ある日 ”今年の目標は災害FM出演なんです。” とスタッフの方に打ち明けると。。





  ”よっしゃっ!! 



と二つ返事で出演許可してくれたのです。 





なんて素敵なラジオ。。。




女川災害FM 一度 サイマルラジオ を通じて聞いてみませんか??




そして、災害FMラジオが存続となりますよう、



応援お願いいたします。。。。



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# by melodynelson-2812 | 2012-02-27 23:19 | 東北復興へ向けて

原発アウトロー青春白書

 今月は何かと忙しかったのですが、この本はページ数も少ないし全篇が会話形式になっているので


あっという間に読み終わりました。





原発アウトロー青春白書(ナックルズ選書)




この本はジャーナリストの久田将義氏が福島原発の地元、相双地区(双葉・浪江・小高・大熊町


等の地区)出身で原発事故前も後も福島原発で作業員として働いている若者達にインタビューを


した内容をまとめた物です。




殆どが3人の若者の会話でなりたっているので、正直ちょっと状況が分からない部分もあったり


真意が曖昧な所もありましたが、私は非常に興味深く読みました。




私自身原発立地の町で育ちましたし、(本書の中でもちらりと女川の地名が出てきますが・・)


福島と宮城の沿岸部の原発立地の過疎の町の雰囲気、若者の様子というのは、


私には嫌という程リアルに思い描けます。



むしろその話し言葉を追っているうちに


町の潮臭い空気や、原発に向かうバスに乗り込む作業着姿の若者達の後ろ姿や


乱暴で悲しいけれどもでもどこかコミックな話し方なんかが浮かんできて




自分が地元で若者達の話しを聞いているかのような感覚に陥りました。




匿名性を守る為に彼らの顔写真は出ていませんが読み進めていくうちに


著書内の若者が 脳内で勝手に若年の親戚の男の子達の顔に変換されてしまって


彼らの過酷な作業環境を考えると、本当に辛い気持ちになり怒りがこみ上げてきます。




 ”うちらが実際作業してる内容で福島、無事になんの?原発が大丈夫になんの?
思わねえべ?
毎日ケーブル引っ張って。訳わかんない。元に戻らねえだろう。プラスにはなんねえべプラマイゼロだろ。今やっている仕事で。”


”一号機、久しぶりに見た時は鳥肌モン。想像していた以上だった。周りの状況が酷かったし。
建屋の周りの瓦礫とかが凄くて。
土手とかに穴があいているし。飛行機が来ても壊れないという東電の説明ウソだったんだなと思った。” 







東電の下請けの下請けのそのまた下請けの下請けの会社で働く彼らは新人の頃に

”特別教育”と呼ばれる被爆の危険性に関する<感覚をマヒさせる為の>研修を受けるのですが

東電の人達からはいつも

”ここの原発は飛行機が来ても壊れない”と説明されていたそうなのです。



3月11日に福島第一で作業をしていた彼らは、死ぬ思いをしながらそれぞれ原発に近い自宅に

帰り、そして続く12日の水素爆発の ”ボンッ”という音を聞き、地元を離れ

暫くは避難をするもののまた結局福島原発に帰ってきます。




 「うちらは原発で仕事してたじゃん。原発作業員が原発の仕事しねえでどうする。訳のわかんねい
奴がやって何年もかかるんだったらうちらが行って早くやったほうがいいぞって」

それ聞いて先輩は男だなって。素直に”うわっ”って思った。だから俺もそれに答える感じで
「うちらにもできることあるんですかね?」って答えた。
「でもぶっちゃけ怖いっす」とも言った。

それから俺にとって、絶対戻れないと思った地元だけど考えが変わったのが震災後、
初めてまともに自分の町を見た時だった。

その衝撃。

<中略>

「前みたいに暮らしたいね。地元やっぱり戻りたいね。自分ちがいいね。」ってそん時だ。
「本当にやっぱり地元に戻りたいな」って。「前みたいな生活したいな」って。きっかけといえば
それかな・
  




 ”原発で金もらって地元で暮らして、原発のせいで地元ダメになって。原発怖いわ。地元戻れない。
地元もういいや。そうじゃねえだろう。一でも二でも何かなるってそう思うしかないって
そう思わなきゃやってられないんだって。前みたいに皆戻ってきてくれて住めればベストじゃん。”

”やっぱり戻りたいじゃん。でも元通りってまずないべな。何十年後になるかも知れないけど
子供が出来てたら戻らない。俺も。その時、その時で。
立ち入り禁止エリアで絶対に通れないって言ったらまだ諦めつくかもしれないけど。
一時帰宅とかなしで。 そしたらもう本当にだめなんだなって。” 




この著者はいたずらに彼らを英雄化しようという意図はないと思います。


この著者は”はじめに”で原発関連の報道の一過性を批判し、


政府に東電に一石を投じたかった。と書いている。



彼らをいたずらに英雄化して(”フクシマ50”などのように。)物語として消費して


そして全てをあっという間に忘れ去る。



なんてことは最もこの著者が嫌う状況だと思います。




正直、私の中では親戚のまだ若い男の子達として脳内変換されている彼らのこれらの


言葉を聞いて、私は偉いなとか感謝とかの感情よりもまず、



原発というシステムそのもの、そしてこの事故のむごさが悲しいし、



政府、東電の対応の”他人事さ加減”に心底腹がたちます。



同時に原発立地の町は東電マネーで潤ってきたのでこのような状況になっても



やむ終えないというような


”自業自得”論が全く的外れである事も分かります。








インタビュー中彼らはこんな絶望的な事も言っている



 「今は何で働いているか・・心意気じゃないすか。”でもやってる”そういう気持ちで始めはやっていたわけじゃないですか。でもやっているうちにわかってくるんですよね。
これ意味ないなって。今の仕事意味ないなって。これやっても別に変わらないなって。

情報も入ってこないし、一つの現場の情報しか入ってこないすよ。それ考えると故郷に戻りたいからやっているっていうより食っていくためにやっているしという感じですし。
でもどっかで見切りつけなきゃってのはあるよね・・。」


「最近は俺らもう使い捨てって気持ちしかないですね
」 



なんて悲しい絶望的な言葉なんだろう???



事故から日にちがたってこういう絶望的な気持ちでいる人が現実にいるという事を忘れ始めていると


思う今日この頃。


この日本人の忘れやすさといったら。





 「今、日本の国土の一部が失われようとしてんじゃん。福島県の福島原発20キロ圏内。
俺達が育った街。
難しいことはわかんねえけど、これって国難って奴だべ?戦後始って以来の国難って言う人も
いるんでしょ?今まで住んでいた土地に誰もいなくなるかも知れねえ。
日本国民の生命と財産を守るのが国家なら、今こそ政治家はそういうの果たさなきゃならないんじゃねえの?

去年の10月以来、東京都内や横浜市内とか首都圏で放射性物質が検出されたでしょ。
それを連日ワイドショーが報道した。
じゃ全国の放射線量を調べるべきじゃねえの?それはそれで意味ある調査かもしんねぇけど、
でも忘れてないないかっていいたい。


最も考えなければならないのは福島の人たちの事じゃねえの?


宮城も含めたまずは被災地だべ。」
 






正直こんなニュースを見て心底ゲンナリしていたけど



「青森の雪、被爆不安でイベント中止 那覇」




全くその通りだと思う。




彼らの飾らないストレートな言葉こそ本当にストンとくる。




そうそう、最近話題のこの本。



   「原発危機と東大話法」  




買う気もないし読んでもいませんが、

レトリックだけは上手で、まったく現実感や当事者意識にかけるいわゆる”御用学者”や


”官僚”の話し方を指して ”東大話法”というのだそうですが・・・





いちいち頭に ”東大 ”とか付けるのがなんか・・・今更・・というのは今はおいて置いて、




東大話法とは対極をいく彼らの話法。 すごく伝わる物が多い。





名もない若者達に感謝の気持ちと、お姉さん的に体を心配する気持ちで一杯になります。


そして、彼らをとことんまで犠牲にしてなおも苦しめる


原発というシステム、


国のあり方、東京電力。



絶対に許すことはできません。


<追加>
著者の久田将義氏のツィッターアカウントを見たらこのようなつぶやきをされていました!

久田将義@masayoshih
”原発アウトロー青春白書”の感想。著者である僕の心の中が可視化されたかのような・・。
有難うございます。



と、今日のこの記事のURLを貼っていらっしゃいました!!!


久田氏の他の著書を拝見して勝手にコワモテの方と想像しておりましたが、一読者の感想に注意を払い

お礼を仰るなんて。


久田氏がいかにこの本を通して彼らのような人たちの事を知らしめんとしているのか、その執念を

感じました。




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# by melodynelson-2812 | 2012-02-22 19:46 | 読書

フランス大統領選挙 その1



 ついに    70日  をきりましたね~





何って??   勿論





フランス大統領選挙です。





もう、毎回大統領選の度に思うのですが 面白すぎます。



フランス大統領選挙。





自分が住んでいながらスペインの選挙にさっぱり興味を感じられないのですが




フランス大統領選は次から次へと面白い事が起こるしもー



目が離せません!! 





この面白さはやぱりフランスの大統領選が 直接選挙 だからなのか、




それともフランスの政治家の面々のキャラの強さから来るのか・・・。




おかげでフランスのメディアから目が離せません。




スペインも失業対策の改革など政治的には動きがありますが、申し訳ないけどフランス政治界




のドタバタ劇の面白さには及ばない。





最近はほぼ毎日 CANAL PLUS の Le petit journal をチェックしていますがあ~、笑わせて貰っています。






フランス大統領選の主な候補者は



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現フランス大統領  ニコラ・サルコジ。


現在の所オフィシアルな大統領選挙活動は始めていないという物の


現大統領ということでメディアへの露出度が高い事。



そしてこの方、


先日ラジオにて現シャネルのデザイナー カール・ラガーフェルドをして




”いつもパンツの丈が妙に短すぎよね、忙しくてそんな事構ってられないのね。可哀想に。”



と言わしめた



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ドイツの首相 アンゲラ・メルケル首相



の実質の応援を取り付けていて、先日も二人でフランス3とドイツのテレビで共同インタビュー


に応じていた。


まあ、要はこのユーロ経済危機の最中にこれだけ親密な ”メルケル・サルコジー”の仲を


引き裂いたらどうなるのか分かっているんだろうね・・


という脅しという名の選挙運動でもあるのですが・・・




ギリシャのように、EU(実質的にはドイツ)の意向が国内政治にまで及ぶのを嫌う投票者も当然



いる訳だし、この”メルコジー作戦”はどっちに転ぶのか見えない所でもあります。






そして対するPS(フランス社会党)の候補は



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フランソワ・オランド氏。




現在までの所 世論調査では毎回僅差でサルコジー氏よりも指示を得ているオランド氏は



言わずと知れた前回サルコジ氏に大統領選で敗退した候補者



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セゴレーヌ・ロアイヤル女史の元旦那(といっても二人は事実婚だったのですが・・、前回の


大統領戦後に二人は20年以上に及ぶ事実婚に終わりを告げそれぞれ別のパートナーと新しい


生活を始めているという・・the フランスな男女関係・・) 





これでまたオランド氏がサルコジに負けたら(元)夫婦二人で敗退という事になるんだ・・。





そしてこの大統領選をさらに面白くしているのは




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フランスの極右政党 FN(国民戦線)の新党首 マリーン・ルベン女史。




彼女はFNの前党首 ジャン・マリー・ルベンの愛娘なのでですが



下品・意地悪・ニセ金髪に代表されるでも何故か妙に女を感じさせる容姿  


と大衆が怖いもの見たさで歓迎する三大要素を兼ね備えている上に



父親同様、トンでも発言が多いのでメディア的にはやはり面白すぎるキャラです。




現在の所、大統領選挙に立候補するのに必要なフランス国内の自治体の長からのサイン(500人


からのサインが必要です)がまだ集まっていないのですが、



これは父親同様、最後の最後まで ”サインが集まらないっ!フランスの選挙制度は私達の妨害を


しているっ!”というある種の犠牲者的立場を強調しようというそんな効果を狙ってギリギリまで


サスペンスを演出しているだけだと思うので、確実に彼女は候補になるでしょう。






以前は意外に第一回投票で残るのはこのマリーン・ルベン女史なんでは???



と思っていましたが、




最近のサルコジの選挙公約


”移民問題”と ”失業者” に関して国民投票を行いたい。



や、




何よりもサルコジが選んだ内務大臣



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クロード・ゲアンの



ゲッペルズも真っ青な ”人種差別・フランス人優位発言”が立て続いて



意外に 極右政党FN(国民戦線)指示者の票がサルコジに流れるのではないかと思っています。



クロード・ゲアンが差別発言をする度にマリーン・ルペンが




”うちとこの真似すんなー!!!” と抗議していますが、気持ちも分かります。







最近面白かったのは



ユーモリスト(コメディアン)の ステファン・ギヨンのポスターの話し。





このユーモリストのステファン・ギヨン、男性雑誌GQフランス版で2011年のスタイルのある


男性にも選ばれた個人的にはかなり好きなタイプのユーモリストなのですが




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去年、サルコジを始め政治家への過激な発言を問題視されて


ラジオ局 ”France Inter ”をクビにされたという経歴を持つのですが


ちなみに私たまに聴くこのラジオ局 、仮にも ”左派知識人のラジオ局”と


捉えられている”France Inter” が過激発言を理由にパーソナリティをクビにするというのは


当時かなり問題になったのですが・・






そのステファン・ギヨンがパリで行うワンマンショーのこのポスターが




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今年の1月にパリの地下鉄構内から一斉に撤去されたのです。




ちなみにこのポスターに書かれている文言は




”2012年5月 ワタクシ、ステファン・ギヨン    もおいとまします。”




2012年5月といえば二回の投票を終えて、大統領選の結果が出ている頃。




このポスターは暗にニコラ・サルコジーが選挙に落ちて立ち去る事を仄めかしているのです。





このポスターがパリの地下鉄構内から撤去されたといのはその命令がどこから来たのかは



不明としてもかなり問題ではありますが、




撤去が決定した日に前出のcanal plus の Le petit journal に生出演して


皮肉且つエレガントに笑い飛ばしていましたが、正直撤去された事で逆にこのショーの


宣伝になったようです。




そういえばFrance Inter を急にクビになった時もcanal plus の同番組に急遽生出演していたな・・




このフランス大統領選、えてして30日を切ったあたりから更に面白くなるんです♪♪




あー、目が離せませんっっ。       
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# by melodynelson-2812 | 2012-02-13 11:28 | 時事