<< ずきっときてイラっとくる ”まだ” 鎮魂の盆踊り  >>

viva 子供達 !

 先週末にマドリッドに帰ってきてから、とにかく忙しくて 042.gif




いやもう、 バタバタ でして。




今日からやっと自分の時間が取れるようになりました!!




昨日の夜は体力的には疲れていたけど、気持ち的に余裕があったのでしっかりお夕飯を準備。



並べられた食事の一つ一つの匂いをクンクン嗅いで




”うーん、どれも良い匂いだー。”と笑顔のアンヘリートさん(旦那)。




この数週間ろくなもの食べてこなかったのは冷蔵庫の中にオレンジとチーズしか入っていないこと


から推測可能。



私が勝手気ままに動き回るのに愚痴は言わない彼だけど、逆にこういう笑顔をされると



やっぱり 胸が痛むなぁ。。。



でもでも・・日本からこんな物持って来たよー。




b0228941_1927516.jpg




b0228941_19285762.jpg



↑ うちの車に貼ってマドリッドの街を走ります。








しつこい と言われようも、


被災地からの様子を引き続き記事にします。019.gif





女川町のボランティアセンターは避難所からも仮設住宅からも近いので


夏休みの間は子供達が遊び相手を求めて集まってきます。





(ほぼ)毎日 来ていたこの子。




b0228941_19433634.jpg




もー、素直というか子供らしいというか騒がしいというか(汗)。



シャボン玉の写真を撮るというと ものすごいムキになってシャボン玉を吹き始める。



最近のシャボン玉って、壊れない何かが入っているんですね・・。


b0228941_19481162.jpg




しんみり。。と、見入ってる大人を横目に 



”わーい、わーい”とシャボン玉を足で踏みつける。



そんな悪がきっぽいところがあるかと思えば







ある日の朝



”ねーね、髪の毛切った?” と聞いてくる。



何気に女心をくすぐる術を併せ持っている子。




女子の間では



”同窓会で再会した時に、嬉しい驚きでモテ度が時間差で上がる 将来有望タイプ。”



と評されています。




お昼休みが終わって、各自作業に戻る時にいつも



”えー!どこに行くのー! 僕も行くー!”


というので




”だーめ。大人は仕事があるの、仕事に行くの!”


というと、ある日



” 仕事? 何? クジラ取るの? ”


と聞いてきて、 逆にこちらが  !





なんでも上のお兄さんはもう働いていてクジラを取っているらしい。



”え?そんな大きいお兄さんがいるの? お兄さんいくつ??”


女子達が余計なお世話で聞くと



”うーん。。 知らない! 





年齢は不明ながら 捕鯨活動可能な年。の兄弟がいるから大人とも物怖じしないんだなー。と


皆納得。






子供らしい男の子とうって変わって、おませなのは女の子達。



いつも一緒の3人組の女の子(写真は拒否されました。。)



”お姉さんと遊びたい。”とやって来る。





”えー、その辺にいる男の子達と遊べば?”


というと、




” えー、男はウザイから嫌! ”。



小学5年生くらいって、そういえばそうだったなー。




”ふーん、じゃあさ、どういうお姉さんと遊びたいの?”



”・・・・、え・・普通のお姉さんだよ・・・。”




”あー。駄目だそれじゃ。 綺麗なお姉さんと遊びたいって言ってくれて
たら遊んだのにな。”




とこちらも、意地が悪い。(女ってそういうもんだよ・・はっはっ。031.gif





というと、爆笑 (←ナゼ?)しながらも




”綺麗なお姉さんと遊びたいー。”




しかも、どういう遊びをしたいかといえば・・・



”運動公園に行く。”



って、ものすごい子供らしいしっっっ!!!




そもそもが ”おばさん”でなく”お姉さん”って呼んでくれるだけでも




なんて、良い子達 049.gif





仮設住宅へと続く道を徒歩で帰る時に出会ったこの子。


b0228941_20265542.jpg





この子を見たとき ドキッ としました。




この辺りは女川町でも被害のかなり大きかった場所。




写真をみるとあたかもそこは昔から空き地か何かだったかのような印象を受けますが




そこには3月11日前には民家や商店や工場が立ち並び



三陸の小さな町にありがちな、穏やかな人の営みに溢れた場所だった、そんな場所を



その子は俯きながら一人で黙々と歩いているのです。






私も何度もこの道を往復しましたが、



立ち止まって雑草に目を凝らすとそこに家の土台があって



b0228941_2113932.jpg



時にはその家の跡に花や飲み物が手向けてあったりして、


雑草に覆われたその場所は人の悲しみの跡が深く刻み込まれていて・・


大人の私でも一人で歩いていて、たまらない気持ちになりました。




b0228941_20574310.jpg





しかも途中にはガレキの仮置き場があり、 不気味な山を築いている。


b0228941_2182094.jpg




途中にある4階建てのアパート跡は、未だにその津波の威力を見せつけている。






そう、これが被災地の子供達の 日常の風景


そんな事、テレビでも雑誌でも教えてくれないでしょう??


でも、これが日常なんです、彼らにとって。



それにしても・・



この子はひたすら下を向きながら運動靴のかかとを踏みながら一人歩き続ける・・



もしかして泣いているのかな??



と ドキッ としながら 急ぎ足で近づいてみる



b0228941_21163261.jpg





。。。。と、なんとこの子は



ヨーヨーに  大集中




ひたすらヨーヨーの上下の動きを見つめて、せっせと手を動かしている。





アパートのある辺りを過ぎると、道が極端に狭くなるし



大型車の往来もあるのにも関わらずひたすら 集中




さすがに、追い抜き際に




”前みないと危ないよ。”


というと、


黙って頷いていたけど、 相変わらずヨーヨーに集中。




子供の世界のバリアーは強い。




もしかすると、その現実から自分を守る為に ”マイ ワールド ”のバリアーを


作っているのかもしれないけど、



周りにお構いなしに、 ヨーヨーに集中している彼を見て


なんとなく ホッとした。






今年は、様々な個人・団体の好意で被災地の子達は色々なイベントに参加できました。



県外に長期で滞在したり、従姉妹んちの野球少年は 甲子園にも行って



阪神タイガースの選手と練習をする事も出来たのだとか!







被災地のこういう風景。




これはしばらく続くので、こういう子供への支援、一過性ではなく長期で続く事を願います。




そして我々大人は、今後の復興にどれだけの責任があるのか、を常に忘れるべきではないのです。























 
[PR]
by melodynelson-2812 | 2011-08-31 21:39 | 東北復興へ向けて
<< ずきっときてイラっとくる ”まだ” 鎮魂の盆踊り  >>