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名を捨て実を取る是フランス外交なり。







 日本から地理的に遠いんだからしょうがない。



とはいえ・・・


ヨーロッパに比べると日本でのリビア情報は格段に少ない。



日本のメディアが ” カダフィ大佐の隠れ場所 ”を話題にしている間にも



ヨーロッパでは リビアの抱えるお宝、そう



石油の行方で頭がいっぱい。





数日前にスペインでは




” カダフィの行方も知れず内戦も収まっていないというのに・・・


フランスが埋蔵量の35%の利権を得るという契約にサインした!!




とテレビもラジオも報じていた。




その報じ方からは




 ”く・・くやしぃーーーーー!! 




というのがありありと感じられる。



うんうん、くやしかろうスペインよ。



そんな報道には知らん振りをしていたフランスメディアだけれども


9月3日付けの


フランス左派一般誌 ” LIBERATION ”が



反カダフィ派への全面協力を条件にフランス石油大手トタルとリビア暫定政権との間に石油利権の35%を確保するという約束がされた文書の存在情報を得た。



と報じた。


その報道を受けて


フランス外務大臣 アラン・ジュペは


”そのような文書の存在は把握しておりません。”


トタルの経営最高責任者 クリストフ・ド・マージェリは


”35%? 何も聞き及んでいません”

と返答。



うーん、歯切れの悪い返答。




エネルギー省大臣の エリック・ベッソンにいたっては



”そんな事実は確認していないけれども、リビアのカダフィ政権打倒にあれだけ貢献した

フランスがそれなりの見返りを受けたとしても特におかしくはない。”



と答えている。




ちなみにフランス中道一般誌 ”Le monde "はこのネタを ”Liberation の報する所に拠れば・・”


と裏を取る気はあまりないらしい。


フランス右派 " FIGARO" は読んだ事ないから知りませんが政府報道の垂れ流しでしょう。





リビアの石油埋蔵量はアフリカ大陸でも4番目を誇る量。




今まではかつてイタリアの植民地だったという理由でヨーロッパ最大の利権を持つのはイタリアの



ENI 。 イタリアは当面の天然ガスの供給を条件にリビアでの石油利権の確保に必死ですが、



どうやらフランスはこれを期に一気に利権獲得に動こうとしている。





実際問題、フランスは モロッコ・チュニジア・アルジェリア・レバノンという



旧保護国との深くもドロドロとした関係から、 アラブ国との付き合い方の難しさを




嫌と言うほど経験している。




ここはアラブ人相手にキツネとタヌキのだまし合いに慣れているフランス人に分があるのでは・・




我々は戦闘には破れたけれども戦争に負けたわけではない。




と言ったのは ド・ゴール前大統領だ。



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 ド・ゴール まじ巨人すぎ・・。



勝ったの負けたのと面子はどうでも良いから、ともかく利益を得られればそれで良し!


とある意味潔くすら感じられるこの態度。




私の友人曰く




”フランスの世界における役割、それは嫌われる事 ”



なのだそうだ。 ”嫌われ者の方がなんだか安心” だそうだ。







フランスがここまで好き勝手を貫けるのはその軍事力は勿論の事



その節操のない外交力の力も大きいと思う。



確信している。 フランスはリビアの石油利権すでにがっぽり取り分確保している。




スペインが地団太踏んでも、いぎたなく取り分確保しているはず。




だって、それがフランス外交という物だから。
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by melodynelson-2812 | 2011-09-07 00:50 | 時事
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