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フランス大統領選挙 その1



 ついに    70日  をきりましたね~





何って??   勿論





フランス大統領選挙です。





もう、毎回大統領選の度に思うのですが 面白すぎます。



フランス大統領選挙。





自分が住んでいながらスペインの選挙にさっぱり興味を感じられないのですが




フランス大統領選は次から次へと面白い事が起こるしもー



目が離せません!! 





この面白さはやぱりフランスの大統領選が 直接選挙 だからなのか、




それともフランスの政治家の面々のキャラの強さから来るのか・・・。




おかげでフランスのメディアから目が離せません。




スペインも失業対策の改革など政治的には動きがありますが、申し訳ないけどフランス政治界




のドタバタ劇の面白さには及ばない。





最近はほぼ毎日 CANAL PLUS の Le petit journal をチェックしていますがあ~、笑わせて貰っています。






フランス大統領選の主な候補者は



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現フランス大統領  ニコラ・サルコジ。


現在の所オフィシアルな大統領選挙活動は始めていないという物の


現大統領ということでメディアへの露出度が高い事。



そしてこの方、


先日ラジオにて現シャネルのデザイナー カール・ラガーフェルドをして




”いつもパンツの丈が妙に短すぎよね、忙しくてそんな事構ってられないのね。可哀想に。”



と言わしめた



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ドイツの首相 アンゲラ・メルケル首相



の実質の応援を取り付けていて、先日も二人でフランス3とドイツのテレビで共同インタビュー


に応じていた。


まあ、要はこのユーロ経済危機の最中にこれだけ親密な ”メルケル・サルコジー”の仲を


引き裂いたらどうなるのか分かっているんだろうね・・


という脅しという名の選挙運動でもあるのですが・・・




ギリシャのように、EU(実質的にはドイツ)の意向が国内政治にまで及ぶのを嫌う投票者も当然



いる訳だし、この”メルコジー作戦”はどっちに転ぶのか見えない所でもあります。






そして対するPS(フランス社会党)の候補は



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フランソワ・オランド氏。




現在までの所 世論調査では毎回僅差でサルコジー氏よりも指示を得ているオランド氏は



言わずと知れた前回サルコジ氏に大統領選で敗退した候補者



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セゴレーヌ・ロアイヤル女史の元旦那(といっても二人は事実婚だったのですが・・、前回の


大統領戦後に二人は20年以上に及ぶ事実婚に終わりを告げそれぞれ別のパートナーと新しい


生活を始めているという・・the フランスな男女関係・・) 





これでまたオランド氏がサルコジに負けたら(元)夫婦二人で敗退という事になるんだ・・。





そしてこの大統領選をさらに面白くしているのは




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フランスの極右政党 FN(国民戦線)の新党首 マリーン・ルベン女史。




彼女はFNの前党首 ジャン・マリー・ルベンの愛娘なのでですが



下品・意地悪・ニセ金髪に代表されるでも何故か妙に女を感じさせる容姿  


と大衆が怖いもの見たさで歓迎する三大要素を兼ね備えている上に



父親同様、トンでも発言が多いのでメディア的にはやはり面白すぎるキャラです。




現在の所、大統領選挙に立候補するのに必要なフランス国内の自治体の長からのサイン(500人


からのサインが必要です)がまだ集まっていないのですが、



これは父親同様、最後の最後まで ”サインが集まらないっ!フランスの選挙制度は私達の妨害を


しているっ!”というある種の犠牲者的立場を強調しようというそんな効果を狙ってギリギリまで


サスペンスを演出しているだけだと思うので、確実に彼女は候補になるでしょう。






以前は意外に第一回投票で残るのはこのマリーン・ルベン女史なんでは???



と思っていましたが、




最近のサルコジの選挙公約


”移民問題”と ”失業者” に関して国民投票を行いたい。



や、




何よりもサルコジが選んだ内務大臣



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クロード・ゲアンの



ゲッペルズも真っ青な ”人種差別・フランス人優位発言”が立て続いて



意外に 極右政党FN(国民戦線)指示者の票がサルコジに流れるのではないかと思っています。



クロード・ゲアンが差別発言をする度にマリーン・ルペンが




”うちとこの真似すんなー!!!” と抗議していますが、気持ちも分かります。







最近面白かったのは



ユーモリスト(コメディアン)の ステファン・ギヨンのポスターの話し。





このユーモリストのステファン・ギヨン、男性雑誌GQフランス版で2011年のスタイルのある


男性にも選ばれた個人的にはかなり好きなタイプのユーモリストなのですが




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去年、サルコジを始め政治家への過激な発言を問題視されて


ラジオ局 ”France Inter ”をクビにされたという経歴を持つのですが


ちなみに私たまに聴くこのラジオ局 、仮にも ”左派知識人のラジオ局”と


捉えられている”France Inter” が過激発言を理由にパーソナリティをクビにするというのは


当時かなり問題になったのですが・・






そのステファン・ギヨンがパリで行うワンマンショーのこのポスターが




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今年の1月にパリの地下鉄構内から一斉に撤去されたのです。




ちなみにこのポスターに書かれている文言は




”2012年5月 ワタクシ、ステファン・ギヨン    もおいとまします。”




2012年5月といえば二回の投票を終えて、大統領選の結果が出ている頃。




このポスターは暗にニコラ・サルコジーが選挙に落ちて立ち去る事を仄めかしているのです。





このポスターがパリの地下鉄構内から撤去されたといのはその命令がどこから来たのかは



不明としてもかなり問題ではありますが、




撤去が決定した日に前出のcanal plus の Le petit journal に生出演して


皮肉且つエレガントに笑い飛ばしていましたが、正直撤去された事で逆にこのショーの


宣伝になったようです。




そういえばFrance Inter を急にクビになった時もcanal plus の同番組に急遽生出演していたな・・




このフランス大統領選、えてして30日を切ったあたりから更に面白くなるんです♪♪




あー、目が離せませんっっ。       
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by melodynelson-2812 | 2012-02-13 11:28 | 時事
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