カテゴリ:東北復興へ向けて( 33 )

告知 パリ6区でのイベントのお知らせ





 ぎりぎりの告知となりましたが・・・



11月15日・16日にパリ6区の区役所におきまして私の友人がイベントを開催いたします。




フランス語がわかる方はこちらのサイトをご覧ください。




パリ6区



そして私の友人が立ち上げたNPO団体が作成した本に関してはこちらをご覧ください

プロジェクトみらい





このイベントの趣旨、内容に関しては私が受け取った案内を直接抜粋します。




東日本大震災復興支援活動の「みらい」では、
11月15、16日に
パリ6区の区役所において
「世界協力週間」の一環として

<3月11日の津波を越えて、希望へ>
< Au-delà du TSUNAMI du 11 mars 2011, vers L'ESPOIR >

というタイトルで、
被災したこどもたちへのメッセージを
「みらい」の本に記入していただき
現地に贈ることを中心とした催しを準備中です。




被災地から遠く離れ、やるせないおもいのわたしたち
かけることばがみつからない
肩をだいてあげたいのに
なにかしてあげたいのに
手がとどかないところにいるわたしたち

けれど、ほそくながく
忘れずにいることはできるかもしれない

遠くに光る星のように
みつめている視線があることを伝えることで
ささえることはできるかもしれない
そんな想いで活動をはじめました。

15日には、こどもたちによる朗読や、ピアノや和太鼓の演奏、
現地からいらした方の講演会、おやつビュッフェなども用意されています。
現地の方々のまえむきな姿も写真でご紹介する予定です


ひとり一人の参加はちいさくても、
だれもがすこし努力してできる範囲の活動を、
できるだけ長い期間つづけてゆきたいのです。

わすれていないということ伝えるために。
なんどでも。

詳細:
パリ、6区区役所、祭事会場(salle de fête)
78, rue Bonaparte 75006 Paris
Metro Saint Sulpice
11月15日火曜日、17〜20時
11月16日水曜日,11〜17時





どうぞ、パリもしくはパリ近郊にお住まいの方々是非お越しくださいませ。



 ちなみに私も15日は会場でお手伝いしています。 001.gif




そして、同郷のフォトグラファーのもんちカメラさん(ブログはこちら↓)

もんちカメラの旅日記


も、15日、16日と参加していらっしゃいます♪♪


もちろん写真の展示もあります。



そして当日に会場でお手伝いをしてくれる方もあわせて募っております。



飛び込みでも良いので、ご協力していただける方お願い致します。


事前連絡はこちらのメールアドレスにメッセージをお願い致します。

prjmilai@gmail.com
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by melodynelson-2812 | 2011-11-14 22:58 | 東北復興へ向けて

瓦礫に囲まれて




 震災以降、随分と ”異様な光景” というか ”絶対的に非日常な光景”を




見てきた。 




それでも、この風景の異常さというかこんな風景を日常的に受け入れないといけない



不条理さを前にすると言いようのない怒りと空しさがこみ上げてくる。。



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瓦礫


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瓦礫



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瓦礫



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これまた瓦礫



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勝手に私が ”ガレキ山脈通り”と名づけた道路。


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ガレキ山脈を抜けたら



そこは・・・




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何もかもが波に持っていかれた土地



土地の評価額の下落一番だとか。 8割下落の場所もあるとか。








せめてこのガレキの山を撤去できたら。 その目処だけでも立ったら良いのに。





ガレキ受け入れを検討・実施を表明している自治体・組合はわずか54。




4月の時点では500以上あったのに。










大きく出させてもらうと



日本国憲法第25条に


すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する




とある。 



”ほこりがすごいから”といって町の人はこのガレキ山脈通りを通るのを避けるけれども




私はあえてこの道を通りたいと思う。




そしていつも何故かこの憲法第25条の文句が頭に浮かぶ。




こんな状況をある一定の地域の人だけに負わせて、自分だけがよければそれでよしと




涼しい顔で生活をして良いわけがない。










 ”痛みを分かち合う”震災直後に皆が言った言葉だったはず。







”がんばろう”とか ”繋がっている”とかそんな事言わなくても良いから





ガレキ受け入れて欲しい。




じゃなきゃ、言わない方がマシだと思うんだけど。
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by melodynelson-2812 | 2011-11-13 18:17 | 東北復興へ向けて

同じ釜の飯を・・





 ”同じ釜の飯を食う”  と言えば




生活を共にした親しい仲間であることの例え




ですが、




釜の飯ならぬ 大なべのテキトーラーメン




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(野菜不足解消の為謎のインゲン入り。意外にうまい)




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(多過ぎないか?くらいの量を作って嫌がらせ並に食べさせるのが女川流)


これを共に食べた女川ボランティア参加者はやっぱり親しい仲間だ。




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長らくキャンプ生活を続けながらボランティア活動をするメンバーを気遣って

野菜類の惣菜を差し入れてくれるTさんは 皆のお母さん的存在。




その大らかさと温かさと天然っぷりは皆のだ。








偽善でも謙遜でもなく、”ボランティアをして偉いね” と言われるとすごい違和感感じるし



後ろめたさすら感じる。




偉いどころかこちらが得るものが多くて、だから続けられています。




得るものが多いといっても




”元気を貰える” とか ”ありがとう。の言葉に癒される” とかじゃないですよ(笑)。



全く生活環境や教育環境の異なる人達と知り合い、議論する機会がある。





知らない人達の中にいきなりはいって、マニュアルのない作業をいきなりすすめる。
勿論即興の連続。


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この日の作業、津波で一旦ばらばらになった建物のパーツを集めた物を組み立て治す。


初めて作業を始めた人、しかも一人は日本語が話せない人がいる状況での作業。


これといったブリーフィングもなく、いきなり作業は始められるが・・


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何気に完成。 049.gif



依頼主が感謝の気持ちを込めて温かい弁当を差し入れてくれる。


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海をみながら地べたに座って食べるお弁当






美味し。 











誰も指示なんかしてくれない状況で、効率的な仕事を自分で見つける。




数日間だけのボランティア参加者に的確に作業内容を説明したり、
高コミュニケーション能力を求めらる。



未曾有の状況の中で今後の展望を決めるべく議論を進めて失敗もしながらの試行錯誤。











自分が今までの人生、特に職業経験から得てきた自分の能力が余す所なく試されます。




そして、自分の至らなさを発見する事もあったり反対に自らの能力を


思いがけず認識する事になったり・・・。







職場や家族との関係からだけでは得られない事をたくさん学ぶ機会があって




本当に逆にこちらが勉強させてもらっているくらいです。








そして、無理をしつつもこうやって好き放題動き回れる自分の環境に感謝です。







私は自分が我侭で忍耐力のない人間であることを分っているし、決して善人と言える人間でも


ないので、こういった自分へのメリットがない物にお金と時間を費やす、


そんな気は毛頭ないので、 ”偉い ”なんて言われると違和感爆発です。





そして何よりも得がたいのは、様々な人達と出会えることです。




今までの生活をただ続けていたら絶対袖振り合うことすらなかった人達との出会い。




勿論、人間の嫌な面やドロドロを見せ付けられる事もしばしありますが、




それも含めて、得がたい経験。




でなけりゃ出ませんこの笑顔。





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笑ってない人は無視ってことで






作業中に


”忙しくて、女川新・名物(町内唯一の)中華料理屋の餡クロワッサン買いにいけなかった・・”




と嘆いたら



滞在最終日の夜に雨の中クロワッサンを届けてくれて、ホロリ。 024.gif




私とすれ違いに一週間の予定でボランティアに入っていた友人もホロリとさせられたらしく・・



”来る度に去りがたくなる・・・。また数週間後に絶対戻ってくるぞー”



と昨日電話口で楽しそうに言っていました。






数は少ないながらも、誰の為でもなく自分の為に




リピートする人  微増中。 
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by melodynelson-2812 | 2011-10-21 15:17 | 東北復興へ向けて

仮設の住み心地





 仮設の住み心地、 

こればっかりは住んでみなければ分らない。




冬を前にして、寒さ対策など色々な問題が指摘されている仮設住宅ですが、




その住み心地というのはその人の健康状態、家族形態、過去の生活状況、求める生活レベル云々



で感じ方は大きく変わると思うので当然ながら一般化はできないと思いますが、



大勢の人に住み心地は?と聞けば



">”まあ、仮設住宅だからこんなものでしょう。”

という答えが返ってくるのでは?と思います。





不満を言い出したらきりがないし、結局は仮の住まいであると割り切らざるを得ない。





この仮設住宅というのは場所によって施工する会社が変わるし、特に宮城県に関しては用地を



見つけるのに苦労した事もあり用地によっては大分不便な所もあり



不満点、不具合点というのはその場所によって変わるのですが



私が聞いた不満に



”お風呂の追い炊き機能がない事”(要は熱々のお風呂に入れない)



というのがありまして、私のように外国暮らしが長く追い炊き機能というものがない生活に



慣れきってしまっているものにとっては



”追い炊き機能なんてなくても良いんでは??”



と思いますが寒冷地ではこれに不便さを感じる人は多いらしく、仙台市議会でも



寒冷地である事への配慮のなさとして、この追い炊き機能がない事が取り上げられいました。



寒い中屋外や船や浜辺で作業してきた人達があつーいお風呂に入って温まりたいと思う気持ちは




良くわかります。






火事の心配等からストーブを置く事は控えるようにとのお達しが出ていますが、寒さ対策に関しては




これから色々と問題が出てくると思います。







私は非常に感心したのは、



皆同じ形状の住宅に住んでいながら、数ヶ月も経つとその玄関先を見ただけで



住んでいる人の個性が感じられるようになる事です。



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多くの人が玄関先等狭いスペースを使って花や緑を育てています。


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もう一つ感心したのは



住人の中に必ず物づくりが上手な人がいて、住宅の縁側や棚作りを手がけている事です。





縁側や棚などという発想は、行政には逆立ちしても出てこない発想だし、




必要な物というのは実際住んでみないと分らないものなのです。




縁側に関しては、はじめ趣味で作っていたものを見たほかの住人が設置を以来するようになり、




初期の頃の縁側ばかりを知っていた私は 最近の縁側を見てびっくり!! 




初期の頃に比べて驚く程手の込んだ物ができています。





私はこういう物を見ると人間の生活に対する本能的なな強さを感じます。





そして        ”きっと大丈夫だ。 ”  


と漠然とした安心感を抱きます。





報道でも度々取り上げられていますが




日本初の3階建てコンテナ仮設住宅



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メッツのポンピドゥーセンターを手がけた坂茂のプロジェクト。



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それにしても中が気になる・気になる。







工期が遅れて9月半ば入居のはずが未だに入居できず・・・。







ボランティア作業中に避難所のお手洗いを毎日使わせてもらっていましたが、



半年以上も続く避難所生活・・・・





さぞや大変でしょう。




避難所でここの完成を待っている人がたくさんいます。
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by melodynelson-2812 | 2011-10-11 00:50 | 東北復興へ向けて

秋晴れの日はペンキ塗り



 秋晴れの日はペンキ塗り♪♪



 
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数日かけて町立保育園の遊技場のペンキ塗りをしました。



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9月まで ”ボランティアセンター”と呼ばれていた窓口は



現在は ”復興支援センター”と名前を変えて活動を続けており、




瓦礫処理やヘドロ掻きなどのイメージが強い津波被災地でのボランティア活動ですが



現在の活動は多岐に渡っており、



9月まで避難所として使われていた町立の保育所が10月の初頭から活動を再開するというので



子供たちを綺麗になった遊戯施設で迎えよう!



ということで 数日かけてペンキ塗り。




町立の施設なんだから町に任せれば?という人もいるでしょうが、



公の動きを待っていたらいつになるのかもわからないし、



やっても良い!とやる気のある人がいるのであれば、その人たちが率先してやれば良いだけの事。




初日、私はたんぽぽ組の げた箱塗りからはじめまーす。


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ぬり・ぬり 




ぬり・ぬり




秋晴れの日のペンキ塗りは気持ちが良いな ♪♪


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げた箱のペンキ塗りなどはひたすら塗り塗りすれば良いのですが、



ジャングルジムなどのペンキ塗りは



一筋縄ではいきませぬー!!!

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顔から髪の毛からあっちこっちにペンキをつけながら・・・




シンナーのかほりにクラクラしながら・・・



なんとかかんとかペンキ塗りはほぼ完了。


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初日に塗り終わったげた箱には次の日可愛い名札が付いていました!


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細かい部分もこだわっています




苦労したジャングルジムも。



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3月11日以降、6か月以上ぶりに登園する子供たち。
早く元気に登園してきて、元気にこの遊戯で遊んで欲しい!!




そんな子供の笑顔を想像しながら作業ができる。



ペンキまみれになりながら、何度も何度も

”子供たち喜ぶと良いねー”と言い合った大人達の望みはそれだけなんです。
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by melodynelson-2812 | 2011-10-04 19:55 | 東北復興へ向けて

サンマでサンバ♪♪




  

 今年も例年通りに行われました





女川町 さんま収穫祭 




秋晴れの気持ちの良い日曜日の朝、



ウキウキしながら会場に向かう途中に遭遇。



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秋だな~・・





サンマ収穫祭目当てで無理して女川に来たものの・・




写真洗浄の作業がある為にサンマへの魅力に抗って作業を黙々と続けるも・・・。




やはり気になる。 



写真洗浄の発起人の方は栃木からわざわざ女川に来られて写真洗浄をされている・・。



栃木といえば海のない県。




やはりサンマの事は気になるらしく...



”収穫祭の手伝いをしている他のボランティア仲間の様子も気になるし・・”




と言い訳しつつ



  ”行こう!!!”と 


洗浄作業を一先ず置いて会場へとテクテク。




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おーーーーっとー!!! 




発見053.gif





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け・・煙そう・・



早速列に並んでみる。



ウキウキ 071.gif



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風向きが変わった為煙直撃ーーーーっ。





目をショボショボさせながらも待つこと5分。


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サンマ ゲット 049.gif



実はこの写真を撮る前に先走ってサンマの背から開いてしまい、


それからこっそり復元してから撮った写真の為、映像が汚くて失礼(汗)。





大根おろしとすだちで頂く。





ん・まーい053.gif





この後、サンマのすり身汁も頂いて満足。





例年のサンマ収穫祭よりはサンマの数も少ないですが



春ごろには 


”今年は女川のサンマ食べられるかな?”



”サンマ祭り(収穫祭の事)はダメだよね・・”



と誰もが気にしたこの女川の秋刀魚。




いわば、秋刀魚こそが 復興の一歩の象徴なのです。




勿論、今日の開催は漁業関係者の方がかなり無理をされてやっとこぎつけたような状態。











しかも今年はいろいろな方々の力も借りての開催。
(サンマを焼いている方もボランティアの方々です。)




女川町へのボランティアを通じて知り合った半年前は見ず知らずの




宮城県内の方はもとより、東京や名古屋や栃木やあちこちから来たボランティア友達。




そんんあ人たちと向かい合わせでサンマを堪能する人生の奇妙さを味わいつつ・・





近く福島の漁港は未だ水揚げができない状態。





福島の事を思うとやはり気持ちは沈んでしまう・・。




秋刀魚苦いかしょっぱいか。 





今年のサンマの味はなんだか複雑でした。

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by melodynelson-2812 | 2011-10-02 20:16 | 東北復興へ向けて

ずきっときてイラっとくる ”まだ”

 






私が割としょっちゅう実家に帰っている事を知っている知人達はみな



” どう(被災地の)様子は? ”


と聞いてくる。


実は私はこの質問にどう答えてよいのか分らない時がある



質問者がどの程度の興味を持って聞いてきているのかが分らないというのもあるし



そもそも どう? のどう? が限定されないと何をどう答えるべきかわからないから。



大抵の場合



” うん、進んでいることもあるけど まだ大変だよ。 ”


とかなんとか答える。



そしてほぼ全員の人がこういう



” まだ  そんな状況なんだ。 ”




実はこの ”まだ” に ずきっ と来る。


そしてちょっと いらっ ともくる。




なぜなら この大変な状況はしばらく続く事は確実で、それが数年単位に渡るであろうことは


少しでも状況を知っている人なら当然想像がつく事。



半年もたっていないのに ”まだ ”なんて言われると正直あせる。






それと同時に津波被害の大きというか深刻さというか威力とういうか、


町が壊滅状態になる。という事がどういう事なのか?


というのは実は伝わっていないのかな?という事にいらっとします。



フランス語でいうperspective (見地)が全く共有されていない事への怒り。





8月にあちらで撮った写真がかなりたまっているので今日はその写真をまとめてアップします。



大体同じ場所で撮った以前の女川の写真も中に混じっています。



全く逆の方向から撮ったりしていますが、その風景がどれだけ変わったのかと感じが


掴めると良いのですが・・。









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誰かが置いていったゾウの置物。





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下の2枚の写真は以前海岸付近で撮影
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今は地盤沈下のせいで冠水被害が深刻。じゃりをどんどんしきつめて嵩上げ中
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こちらも津波以前に撮影した写真
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上の写真の坂を上りきった辺りから8月に撮影
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塀だけが残された場所に書いてあった



ぜってぇ 負けねぇ! 
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by melodynelson-2812 | 2011-09-04 03:02 | 東北復興へ向けて

viva 子供達 !

 先週末にマドリッドに帰ってきてから、とにかく忙しくて 042.gif




いやもう、 バタバタ でして。




今日からやっと自分の時間が取れるようになりました!!




昨日の夜は体力的には疲れていたけど、気持ち的に余裕があったのでしっかりお夕飯を準備。



並べられた食事の一つ一つの匂いをクンクン嗅いで




”うーん、どれも良い匂いだー。”と笑顔のアンヘリートさん(旦那)。




この数週間ろくなもの食べてこなかったのは冷蔵庫の中にオレンジとチーズしか入っていないこと


から推測可能。



私が勝手気ままに動き回るのに愚痴は言わない彼だけど、逆にこういう笑顔をされると



やっぱり 胸が痛むなぁ。。。



でもでも・・日本からこんな物持って来たよー。




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↑ うちの車に貼ってマドリッドの街を走ります。








しつこい と言われようも、


被災地からの様子を引き続き記事にします。019.gif





女川町のボランティアセンターは避難所からも仮設住宅からも近いので


夏休みの間は子供達が遊び相手を求めて集まってきます。





(ほぼ)毎日 来ていたこの子。




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もー、素直というか子供らしいというか騒がしいというか(汗)。



シャボン玉の写真を撮るというと ものすごいムキになってシャボン玉を吹き始める。



最近のシャボン玉って、壊れない何かが入っているんですね・・。


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しんみり。。と、見入ってる大人を横目に 



”わーい、わーい”とシャボン玉を足で踏みつける。



そんな悪がきっぽいところがあるかと思えば







ある日の朝



”ねーね、髪の毛切った?” と聞いてくる。



何気に女心をくすぐる術を併せ持っている子。




女子の間では



”同窓会で再会した時に、嬉しい驚きでモテ度が時間差で上がる 将来有望タイプ。”



と評されています。




お昼休みが終わって、各自作業に戻る時にいつも



”えー!どこに行くのー! 僕も行くー!”


というので




”だーめ。大人は仕事があるの、仕事に行くの!”


というと、ある日



” 仕事? 何? クジラ取るの? ”


と聞いてきて、 逆にこちらが  !





なんでも上のお兄さんはもう働いていてクジラを取っているらしい。



”え?そんな大きいお兄さんがいるの? お兄さんいくつ??”


女子達が余計なお世話で聞くと



”うーん。。 知らない! 





年齢は不明ながら 捕鯨活動可能な年。の兄弟がいるから大人とも物怖じしないんだなー。と


皆納得。






子供らしい男の子とうって変わって、おませなのは女の子達。



いつも一緒の3人組の女の子(写真は拒否されました。。)



”お姉さんと遊びたい。”とやって来る。





”えー、その辺にいる男の子達と遊べば?”


というと、




” えー、男はウザイから嫌! ”。



小学5年生くらいって、そういえばそうだったなー。




”ふーん、じゃあさ、どういうお姉さんと遊びたいの?”



”・・・・、え・・普通のお姉さんだよ・・・。”




”あー。駄目だそれじゃ。 綺麗なお姉さんと遊びたいって言ってくれて
たら遊んだのにな。”




とこちらも、意地が悪い。(女ってそういうもんだよ・・はっはっ。031.gif





というと、爆笑 (←ナゼ?)しながらも




”綺麗なお姉さんと遊びたいー。”




しかも、どういう遊びをしたいかといえば・・・



”運動公園に行く。”



って、ものすごい子供らしいしっっっ!!!




そもそもが ”おばさん”でなく”お姉さん”って呼んでくれるだけでも




なんて、良い子達 049.gif





仮設住宅へと続く道を徒歩で帰る時に出会ったこの子。


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この子を見たとき ドキッ としました。




この辺りは女川町でも被害のかなり大きかった場所。




写真をみるとあたかもそこは昔から空き地か何かだったかのような印象を受けますが




そこには3月11日前には民家や商店や工場が立ち並び



三陸の小さな町にありがちな、穏やかな人の営みに溢れた場所だった、そんな場所を



その子は俯きながら一人で黙々と歩いているのです。






私も何度もこの道を往復しましたが、



立ち止まって雑草に目を凝らすとそこに家の土台があって



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時にはその家の跡に花や飲み物が手向けてあったりして、


雑草に覆われたその場所は人の悲しみの跡が深く刻み込まれていて・・


大人の私でも一人で歩いていて、たまらない気持ちになりました。




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しかも途中にはガレキの仮置き場があり、 不気味な山を築いている。


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途中にある4階建てのアパート跡は、未だにその津波の威力を見せつけている。






そう、これが被災地の子供達の 日常の風景


そんな事、テレビでも雑誌でも教えてくれないでしょう??


でも、これが日常なんです、彼らにとって。



それにしても・・



この子はひたすら下を向きながら運動靴のかかとを踏みながら一人歩き続ける・・



もしかして泣いているのかな??



と ドキッ としながら 急ぎ足で近づいてみる



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。。。。と、なんとこの子は



ヨーヨーに  大集中




ひたすらヨーヨーの上下の動きを見つめて、せっせと手を動かしている。





アパートのある辺りを過ぎると、道が極端に狭くなるし



大型車の往来もあるのにも関わらずひたすら 集中




さすがに、追い抜き際に




”前みないと危ないよ。”


というと、


黙って頷いていたけど、 相変わらずヨーヨーに集中。




子供の世界のバリアーは強い。




もしかすると、その現実から自分を守る為に ”マイ ワールド ”のバリアーを


作っているのかもしれないけど、



周りにお構いなしに、 ヨーヨーに集中している彼を見て


なんとなく ホッとした。






今年は、様々な個人・団体の好意で被災地の子達は色々なイベントに参加できました。



県外に長期で滞在したり、従姉妹んちの野球少年は 甲子園にも行って



阪神タイガースの選手と練習をする事も出来たのだとか!







被災地のこういう風景。




これはしばらく続くので、こういう子供への支援、一過性ではなく長期で続く事を願います。




そして我々大人は、今後の復興にどれだけの責任があるのか、を常に忘れるべきではないのです。























 
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by melodynelson-2812 | 2011-08-31 21:39 | 東北復興へ向けて

鎮魂の盆踊り 







がんばっぺ女川盆祭り


夜は当然 盆踊り のはじまり。


日中暑かったからか 涼しくなる夕方になると・・・

次から次へと人々が集まってくる。


太鼓の音が鳴らされたら、 


盆踊りの時間 


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万国旗が懐かしいね~。


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町の7割に当たる家屋が全壊した土地なので、

当然ながら町民の多くが浴衣も甚平も下駄も失いました。


せめて子供達だけでも浴衣着せてあげたいな~・・と思っていました

が、

個人で支援活動をされている女性が300着の浴衣・甚平さんを

揃えてくれて(涙)。


しかも祭りの会場で着付けもしてくれていました。

その行動力と、寄付して下さった方達の善意に感謝。




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昭和の演歌歌手のような方が・・・







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子供達にシャボン玉をあげる。という


とってもナイスなアイデアの方がいて・・・



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おかげでなんだか

とっても幻想的な夏の夜。






盆踊りの後は


花火タイム。


南三陸町はネットで一口いくらで打ち上げ花火を売ったりしていましたが、

ここでは大仕掛けの打ち上げ花火ができない様々な事情があり・・・


まずは子供達に手で持つ花火を配られる


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そして、そして・・


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た~まや~・・ ってちょっと小さいかな??



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津波で壊滅状態になった地区の土を使って香炉を作っている

ボランティア団体の方が作ってくれた香炉に火を灯す

この香炉は希望する町の人に配られていました。


この日は(ほぼ)満月の日。


真夏特有の低くて、赤い満月(?)の明かりと


香炉の灯り。



なんだか幻想的な夜でした。
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by melodynelson-2812 | 2011-08-22 17:17 | 東北復興へ向けて

盆の祭り





なんとかネットが繋がる場所を見つけました(汗)。


この為に町の方に色々とご協力頂き・・恐縮です。




前回の記事へのコメントは申し訳ないですが、後日致しますのでご了承を・・。



ちょっと時間差があるのですが・・・、8月15日に行われた




がんばっぺ女川盆祭り” の様子です。





この日はとにかく暑かった・・。font>





祭りの開催時刻は なんと11時。





皆、汗だくになりながらも 無事 開催宣言。





先日記事にもした ご当地キャラ

リアスの戦士イーガー ショー




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暑い中気ぐるみを着てご苦労さまです。



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その甲斐あって子供達は喜んでいたようです。







その後は子供達を中心にした ”潮騒太鼓”


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勇ましい!


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女の子も参加しています。

真剣なまなざしが凛々しい。 これからの女の子はこうでなくては!



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可愛い闖入者はご愛嬌。 

こんな大らかさは小さい祭りならではです。





スペインの子供達も自由だけど、



ここらの子も自由だな~。









そして、地震が起きた14時46分に合わせて”慰霊の風船の打ち上げ。”



これは台湾にある ”ランタン祭り” からヒントを得たそうですが・・


本来はランタンという布製の熱気球を放つのですが、今回は防災上それは不可能



なので、ゴム風船で代用。








風船の数は830個。


これは女川町で津波により亡くなられた、もしくは行方不明になられた人数です。






一つ一つの風船にはメッセージを書いた紙がつけられています。




祭りに来た人達に風船が配られ、


14時46分を待ちます。


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あの時の時間が来て。

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風船の紐を放すと・・。


色とりどりの風船が空に向かって登っていきます。


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本来の企画では、ここで皆で黙祷。の予定でしたが(汗)。


この状況で、上を向いて風船を目で追ってしまうのは当然の事。


皆どんどん遠くに飛んでいく風船を目でおう。



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思わずその風船たちに向かって手を合わせる人もいれば


”いってらっしゃーい” 

”元気でなー”

と声をかける人もいて。





風船が遠くに遠くに見えなくなるまで皆で見送りました。



青空に向かって色とりどりの風船を放って、


皆で上を向いて、見送る。


こんな鎮魂の仕方も良い。


と思う。
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by melodynelson-2812 | 2011-08-20 09:15 | 東北復興へ向けて