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フランス大統領選挙と飲むヨーグルト。

  今日4月22日。




フランス大統領選  の一回目選挙の投票日です!



いや~、それにしてもこの一ヶ月楽しませてもらいました。



投票権がなくてもこれだけ楽しめる選挙ってのもすごいですね。



なんといっても候補者の顔ぶれの濃さと、それを取り巻く密意謀略のかほり・・



なんと言ってもフランスは イヴ・モンタンをして


”あなたが政治を放っておいても、政治があなたを放ってはおかない。”


と言わしめたほど、 政治の臭いがあちこちにする。




実際、フランスの大きな企業だと政権が右派から左派に、左派から右派に代わると


トップが代わることもあるし、



労働組合の方針だって、変わってくる。




スペインに住んでいてもやっぱり色々と気になる。なんといっても会社はフランスの企業。





先週、仕事でフランスに行ったときの事なのですが・・・




フランスに行ったときの密かな楽しみ。


michel et augustin の飲むヨーグルト




を飲もうと いつもの マダガスカル産バニラ味ヨーグルトを手に取ると・・



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ん?? フランスの国旗が??



そして la vache qui vote (投票する牛)の文字が・・・




ん??? そして



その矢印の先には




Carla et Nicolas (カーラとニコラ )  



な・・なんなの??? これ???




と思って、他の商品を見てみると他の物は普段のラベルと同じ・・


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な・・・何・・・これ ”あたり” なの ”はずれ”なの・・?




誰か おせーてー!!! 




と思って、初めてこの Michel et Augustin のHP 見てしまいました。





それで、納得。





実はこの会社は、選挙前の限定商品として





全ての候補者(と、そのパートナー)の名前を冠したラベルの飲むヨーグルトを




生産していたんだとか・・。



でもHPによるとその生産は既に終了していて




というのも、いくつかの店舗で(不満なのか、歓喜なのか)大声をあげて



飲むヨーグルトを壁に叩きつけて壊したりするという人が出て







ちょっとした騒ぎになった・・ということで残念ながら生産は終了したのだとか。。



えー、そういう経緯を知ると コレクター魂が疼いてますます欲しくなるー。




アンヘリートさん(旦那)も ”PS(社会党)のフランソワとバレリーが欲しいなぁ”




と言い出すし。 (さすがコレクター。ってか最強コレクターである義父に贈呈せねば・・。)




私は謎の電波系候補者 ジャック・シュミナッド バージョンが欲しい。。。




ってか、中々の企画だったと思うのですが (アメリカ大統領選みたいだね。)




生産者の説明の文からもなんとなく悔しさがにじみ出ていました。



そうそうこのMichel et Augustin というメーカーですが、




興味のある方は こちらをクリック。 Michel et Augustin


ちなみにこのサイト、何故か日本語版もありますし・・・



なんか。。。笑えます。 好きです。
この笑いのセンス。



ちなみにというか、


言うまでもなく



la vache qui vote (投票する牛) というのは




有名チーズメーカーのこの 牛マーク



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la vache qui rit (笑う牛)


のパロディですね(笑)。






ここからはおまけ ですが (おまけと言っても時間かかった・・)




フランス大統領選の全候補者リストです。




便宜上、 イデオロギー的に右から左に載せていきます。






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極右政党FNの Marine Le pen マリーヌ・ル・ペン

なんか、もう父娘共々大統領選には欠かせない存在。



不快になるの分かっていて庭にある湿った石の裏側見てみたい的な・・・



あー、やっぱ虫とかうじゃうじゃいるわー・・って分かっててもやっぱり裏返してしまう


そんな人間の心理を突いています。


私は予想よりも彼女の得票率は高いと思うのですが・・




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Nicolas Dupont-Aignant ニコラ・デュポンタニアン

んー、ゴーリスト(ド・ゴール主義者)だそうです。

望み通りに高速道路代無料になると良いですね。




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現大統領 Nicolas Sarkozy (ニコラ・サルコジ)

先週、カーラがお金持ちの財界やマスコミ関係の女性達を招いてお茶会開いたらしいですね。


呼ばれた人がその後 ”Le Monde"誌にベラベラ話してました。


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Francois Bayrou (フランソワ バイルー)

MoDemという中道の党首です。


第二回投票でサルコにいれるのかどうするのか、そればっかりマスコミに聞かれて


しょっちゅう切れてましたね。


今回の選挙戦は無礼な子供に平手打ちくらわしていませんでしたね。



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Jacques Cheminad (ジャック・シュミナッド


もう・・謎というか ギャグ??


党の名前が ”連帯と進歩”って何それ?


あと宇宙の話しをしたりするので宇宙系候補者と呼んでいます。


というか、良く大統領候補者になるのに必要な市長の署名集まったな。。


さては・・・各自治体の市長も面白がってるな。


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Francois Hollande (フランソワ・オランド)

PS(社会党)党首。


新しいパートナーの女性が美人で驚きました。


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Eva Joly (エヴァ・ジョリ)緑の党。党首。


フランス語のアクセント聞けば分かるようにノルウェー人(二重国籍なのかな?)です。


それにしても緑の党のNO.2のダニエル・コーン・ベンディはドイツ人だし


フランスの緑の党って・・やる気あるのかな?



個人的にはコーン・ベンディが出なかったのが残念。


メガネどこで買っているのか気になる。




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ジャン・リュック メランション

Front de gauche というフランス共産党を初めとする左派の党の寄せ集めの代表。


事前調査ではル・ペンに追いつきそうな勢いだったけど、多分無い。


選挙戦前にラジオやテレビで、”馬鹿”とか ”アホ”とか他人の悪口言い過ぎて悪人イメージ。


キレキャラが過ぎる・・・。ま、左の人はやっぱり投票するんだろうけど。




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Philippe poutou (フィリップ・プトゥ


極左 NPA(新・反資本主義の党)の代表。


名前が可愛い。プトゥ。党のスポークスマンがクリスティーン・プパン。


プトゥとプパン。名前の可愛らしさが際立っているんですけど。


個人的に友達になったら良い奴そうな感じではある。


色んな意味で資本主義に反対してそうには見えないが・・。



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Nathalie Arthaud (ナタリー・アートゥ


同じく極左 L.O(闘う労働者の党)の代表


ツイッターで、在仏日本人女性が ”共産党の候補”って言っててちょっと吹いた(笑)。


彼女トロツキストですが?


赤いものは全て共産党というざっくり感。ってか良く知らないののに・・まあ。。


彼女の事よりも前代表、フランス初の女性大統領候補でもあった


アーレット・ラギエ女史。


6回連続、大統領候補に出て30年間一貫していた 闘う女アーレット・ラギエ。





彼女を一度もメディアで見なかったんだけど、元気なのかそれが気になる。





以上10名。


というか左派の候補者 相変わらず多いねフランス。




結果は今晩でますよん♪ 



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by melodynelson-2812 | 2012-04-22 17:50 | 時事

トゥールーズ連続射殺事件


 フランス中を震撼させた 

Toulouse Montauban の連続射殺事件

から一週間以上経ち、


事件の詳細はこちら トゥールズ連続射殺事件



異常に過熱した報道も一段落して、事件に関する落ち着いた意見も出てきたのと



自分の中でも考える事がちょっとまとまってきたのでこの事件に関して書きたいと思います。





私がちょっと驚いたのは私の周りのフランス人がおしなべて


”(犯人の)モハメド・メラーは銃殺されて当然。”

とか


”生きて逮捕されなくて良かった。”


というような事を口にした事だ。




今回の銃撃事件の被害者のうち3人がまだ幼い子供で、その手口が


幼い子供の髪をひっぱり自分の方に引き寄せてから頭に銃口を向けて撃つという


その残忍さゆえだと思うのだだけれども、


得てしてモハメド・メラーが殺された事に肯定的な意見ばかりを聞いた。





またフランスの刑法では犯人の年齢(24歳)で7人の人間を殺傷しても最大でも


懲役は30年で、現在のシステムからいえば20年から25年後には刑務所を出る事に


なる。というのは多くの人が知っていることなので



それ故に生きて逮捕されても遺族が浮かばれない。



というようなそんな背景から その場で射殺された事を肯定する意見が多いのかもしれない。






それでも私はやっぱり後味の悪さを感じる。



24歳の若者が罪のない子供や無抵抗の人を殺傷して、そして自分自身も特殊部隊に



包囲された挙句に文字どおりに”蜂の巣”状態で殺されるなんて、
(モハメド・メラーの死体の上半身には20箇所もの銃痕があったらしい)




やはり悲劇というか、あまりに悲惨な出来事だと思う。





フランスの社会の事を知っている人なら



このモハメド・メラーのような男の子のバックグランドが容易に想像がつくと思う。





アフリカ大陸からの移民の2世、もしくは3世で、



学業をちゃんと終えていなくて、軽犯罪の前科があり、定職にもついていない



フランスでシテと呼ばれる 低所得者向けの高層アパートで生まれ育った若者。






非常に分かりやすいプロフィールだ。




3月30日付けの ”Le monde"の 討論のページに面白い記事が載っていた。



Dounia Bouzarという依存症専門の心理学者の意見だ。





 モハメド・メラーを取り巻く背景は”イスラム原理主義”に傾倒する若者に特徴的な背景、全てを揃えている。

父親不在の家庭で育ち、将来への目的もなく、文化的継承を受けておらず、家庭には
宗教的下地はむしろ皆無で、フランス社会との接点も少ない。


大抵の場合彼らの母親は”うちの息子は何も変わった所なんてないのに・・”といい、
彼らの息子がイスラム原理主義グループのメンバーだった事も知らず、それを知ったところで
”どうやって息子を全うな道に連れ戻すのかも全くわからない”と言う。


イスラム原理主義に傾く若者は主に精神的に脆弱な若者を狙って洗脳を施そうとするイスラム
原理主義の説教師達の犠牲者であると言える。
 





というと、まるでモハメド・メラーの責任を否定するかのようだけれども



やはりこの事件の背景にはフランスの移民同化政策と教育システムの失敗が関係していると思う。






現在のフランスの教育システムではモハメド・メラーのような人間は完全に居場所を失い


そして、そして唯一彼らがより所として感じられる場所が”イスラム原理主義”だったんだと

そういう事だと思う。





情報によれば、モハメド・メラーがイスラム原理主義傾き始めたのは刑務所に服役していた時


らしい。



どうやら刑務所で説教者に会い ”洗脳 ”されたらしい。




情報によるとこの10年間(9・11以降という事になる)、フランスの警察は



かなりの人数の ”イスラム教急進派”もしくは”ジハディスト”と呼ばれる人達を



逮捕、服役させており、






皮肉な事に彼らにとっては刑務所の中が前に述べたような典型的な若者との出会いの場であり、




そしてもってこいの ”洗脳”の場であるらしいのだ。






そして父親を知らず、学校からも落ちこぼれ”道徳”や ”宗教的生活” という物を


知らない若者達にとっては 初めて確固とした価値を教えてくれる人に出会う場所となる。






この心理学者は警告をならす





 ”イスラム教徒” と全ての信者を同一化する傾向をただちにやめるべき。
その種の同一化は結局のところイスラム原理主義者派が行う ”俺ら”と”奴ら”
という単純な差別と結局のところ同じ態度だし、個人という存在を徹底的に否定する事にな
る。




そして



若者に未来と希望を示せるようになる事、共和国としての価値を全てのフランスの子供が
共有出来る事こそが今必要。




と説く。





共和国 ”Republique ”としての価値。  




何かが起こると、フランス人が立ち戻ろうとするのはいつもこの価値だと思う。



何度でも立ち返るべき価値は ”共和国 ”としての価値。




残念ながら現在のフランス共和国は、多くのシテで暮らす若者に何の未来も希望も示させない

でいる。 その問題を解決しない限り、第二・第三のモハメッド・メラーが出てくると思う。




今日もフランスのいくつかの都市で、急進派イスラム教徒やテロを企む容疑のあるイスラム原理主義者が17人逮捕されたんだとか。



これでまた刑務所の中がさぞやにぎやかになるだろう。。。

いい加減、解決策はそこではないと気づけばよいのに。






大統領選挙まで30日をきるタイミングでのこの事件、



被害者には申し訳ないようだけど、結局どの候補者が特をしたのか???


という事に注目がいく。





フランスの守護者としてのアピールに執心したことで現大統領のサルコジに有利に働く


という見方もあるけれども




結局は私は極右政党FNの マリーン・ルペンに最も有利に働いたのではないかと危惧する。


第一回目の投票までついに30日を切りました。。




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パリCDG空港内に設置されたメディテーションエリア。


理屈上は全ての宗教実践者に開かれているけれども、利用者の多くはイスラム教徒だと思う。


金曜日の夜などは次から次へと、旅行客が入っていく。


それでもそこは教会でもなくモスクでももなく祈りのスペースとして全ての信心を持つ人に


開かれているこういう場を公共の場で持っているフランスのその共和国の精神に私は

ひそかに期待しています。



フランス共和国の精神、それは



自由・平等・博愛



平等なんて言葉が空しい社会と異分子に博愛になれない人々と誰かの自由を奪う若者。



こんなままではいかんんだろう、と今回の悲しい事件は示唆しているように思える。
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by melodynelson-2812 | 2012-03-31 07:34 | 時事

フランス大統領選挙 その1



 ついに    70日  をきりましたね~





何って??   勿論





フランス大統領選挙です。





もう、毎回大統領選の度に思うのですが 面白すぎます。



フランス大統領選挙。





自分が住んでいながらスペインの選挙にさっぱり興味を感じられないのですが




フランス大統領選は次から次へと面白い事が起こるしもー



目が離せません!! 





この面白さはやぱりフランスの大統領選が 直接選挙 だからなのか、




それともフランスの政治家の面々のキャラの強さから来るのか・・・。




おかげでフランスのメディアから目が離せません。




スペインも失業対策の改革など政治的には動きがありますが、申し訳ないけどフランス政治界




のドタバタ劇の面白さには及ばない。





最近はほぼ毎日 CANAL PLUS の Le petit journal をチェックしていますがあ~、笑わせて貰っています。






フランス大統領選の主な候補者は



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現フランス大統領  ニコラ・サルコジ。


現在の所オフィシアルな大統領選挙活動は始めていないという物の


現大統領ということでメディアへの露出度が高い事。



そしてこの方、


先日ラジオにて現シャネルのデザイナー カール・ラガーフェルドをして




”いつもパンツの丈が妙に短すぎよね、忙しくてそんな事構ってられないのね。可哀想に。”



と言わしめた



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ドイツの首相 アンゲラ・メルケル首相



の実質の応援を取り付けていて、先日も二人でフランス3とドイツのテレビで共同インタビュー


に応じていた。


まあ、要はこのユーロ経済危機の最中にこれだけ親密な ”メルケル・サルコジー”の仲を


引き裂いたらどうなるのか分かっているんだろうね・・


という脅しという名の選挙運動でもあるのですが・・・




ギリシャのように、EU(実質的にはドイツ)の意向が国内政治にまで及ぶのを嫌う投票者も当然



いる訳だし、この”メルコジー作戦”はどっちに転ぶのか見えない所でもあります。






そして対するPS(フランス社会党)の候補は



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フランソワ・オランド氏。




現在までの所 世論調査では毎回僅差でサルコジー氏よりも指示を得ているオランド氏は



言わずと知れた前回サルコジ氏に大統領選で敗退した候補者



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セゴレーヌ・ロアイヤル女史の元旦那(といっても二人は事実婚だったのですが・・、前回の


大統領戦後に二人は20年以上に及ぶ事実婚に終わりを告げそれぞれ別のパートナーと新しい


生活を始めているという・・the フランスな男女関係・・) 





これでまたオランド氏がサルコジに負けたら(元)夫婦二人で敗退という事になるんだ・・。





そしてこの大統領選をさらに面白くしているのは




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フランスの極右政党 FN(国民戦線)の新党首 マリーン・ルベン女史。




彼女はFNの前党首 ジャン・マリー・ルベンの愛娘なのでですが



下品・意地悪・ニセ金髪に代表されるでも何故か妙に女を感じさせる容姿  


と大衆が怖いもの見たさで歓迎する三大要素を兼ね備えている上に



父親同様、トンでも発言が多いのでメディア的にはやはり面白すぎるキャラです。




現在の所、大統領選挙に立候補するのに必要なフランス国内の自治体の長からのサイン(500人


からのサインが必要です)がまだ集まっていないのですが、



これは父親同様、最後の最後まで ”サインが集まらないっ!フランスの選挙制度は私達の妨害を


しているっ!”というある種の犠牲者的立場を強調しようというそんな効果を狙ってギリギリまで


サスペンスを演出しているだけだと思うので、確実に彼女は候補になるでしょう。






以前は意外に第一回投票で残るのはこのマリーン・ルベン女史なんでは???



と思っていましたが、




最近のサルコジの選挙公約


”移民問題”と ”失業者” に関して国民投票を行いたい。



や、




何よりもサルコジが選んだ内務大臣



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クロード・ゲアンの



ゲッペルズも真っ青な ”人種差別・フランス人優位発言”が立て続いて



意外に 極右政党FN(国民戦線)指示者の票がサルコジに流れるのではないかと思っています。



クロード・ゲアンが差別発言をする度にマリーン・ルペンが




”うちとこの真似すんなー!!!” と抗議していますが、気持ちも分かります。







最近面白かったのは



ユーモリスト(コメディアン)の ステファン・ギヨンのポスターの話し。





このユーモリストのステファン・ギヨン、男性雑誌GQフランス版で2011年のスタイルのある


男性にも選ばれた個人的にはかなり好きなタイプのユーモリストなのですが




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去年、サルコジを始め政治家への過激な発言を問題視されて


ラジオ局 ”France Inter ”をクビにされたという経歴を持つのですが


ちなみに私たまに聴くこのラジオ局 、仮にも ”左派知識人のラジオ局”と


捉えられている”France Inter” が過激発言を理由にパーソナリティをクビにするというのは


当時かなり問題になったのですが・・






そのステファン・ギヨンがパリで行うワンマンショーのこのポスターが




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今年の1月にパリの地下鉄構内から一斉に撤去されたのです。




ちなみにこのポスターに書かれている文言は




”2012年5月 ワタクシ、ステファン・ギヨン    もおいとまします。”




2012年5月といえば二回の投票を終えて、大統領選の結果が出ている頃。




このポスターは暗にニコラ・サルコジーが選挙に落ちて立ち去る事を仄めかしているのです。





このポスターがパリの地下鉄構内から撤去されたといのはその命令がどこから来たのかは



不明としてもかなり問題ではありますが、




撤去が決定した日に前出のcanal plus の Le petit journal に生出演して


皮肉且つエレガントに笑い飛ばしていましたが、正直撤去された事で逆にこのショーの


宣伝になったようです。




そういえばFrance Inter を急にクビになった時もcanal plus の同番組に急遽生出演していたな・・




このフランス大統領選、えてして30日を切ったあたりから更に面白くなるんです♪♪




あー、目が離せませんっっ。       
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by melodynelson-2812 | 2012-02-13 11:28 | 時事

大晦日





こんにちは。




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まりまんどなです。





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2011年最後の一日ですね。




今年は本当に色々な事が起きた年でしたね。






よもや起こるはずも無いと思っていたことが起こったり、





失うはずは無いと思っていた物を失ったり、





本当に人生何が起こるかわからない と実感した年でした。





それと同時に今年程人の優しさが身にしみた年もありません。





家族や友人や同僚や上司までも、困った時は本当に良くしくれました。




そしてこんな悲しい出来事があったからこそ出会えた人々もいて。





そして私のブログを訪れてくれて





素敵なコメントを残してくれた皆様・・。





本当に ありがとうございました。     





感謝





あっ、感謝するなら兜を脱ぐべきでしたね。




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感謝・・・






来年は






笑顔



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笑顔





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笑顔





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笑顔




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・・・じゃないけど、コダマですので・・・。





があっちこっちでどんどん増える事を祈りつつ。







どうぞ皆様






良いお年をお迎え下さい。        






来年も何卒 よろしくお願い致します。  
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by melodynelson-2812 | 2011-12-31 14:28 | 時事

”原発事故への道程・安全神話の誕生”を見る

 東京にいます。



私のように頻繁に帰国している人でも日本だと福島原発関連の情報がヨーロッパより格段に多いなと



感じます。 (当然なのですが・・)



情報通信技術が発達して、日本から遠くにいても情報が以前とは比べ物にならないくらい


得られるようになったとはいえ、やはり見逃している事も多いのだろうなと実感。











昨日の夜にNHK教育 (今はEテレと呼ぶらしい) で放映された特集




”原発事故への道程 後編 安全神話の誕生 ” 。





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しばし怖い顔で考え込んでしまう恐ろしい内容でした。



こちらに番組の紹介があります。



 Eテレ特集




正直新しい発見があるわけではなくて、今まで私が読み聞きしてきた事の確認でしか


ないとはいえ、


原発事業導入当時の電力会社の人達の説明や 旧通産省の人達の当時の発言


電力会社と電力立地の地元住民とのやりとりなど当時の生の証言を聞く、




しかもこの40年後に起こった事を知っている私達からするともはや


彼らの説明、導入の仕方 全てが恐ろしい




その辺のホラー映画みるより本当に恐ろさを感じます。



この映像は日本初の原発訴訟となった




伊方原発訴訟に関しての映像が多く使われていますが




その中でのやり取りをいくつか取り上げます。





四国電力と伊方原発周辺の住民との説明会のやりとり。





原発事故を危惧する住民に対して




”事故による避難などということは社会通念上起こりえない ”


”事故は確率的に起こり得ない”



そして不十分な説明にいかる住民を前に 




”時間になりましたので、これにて閉会” と退室。




近隣住民の反対者の事を



”放射能が怖いというのは宗教みたいな物”


”反対するのが生きがい”


と揶揄する原発推進はの人達。





今の状況となんら変わりない。 40年経った今もその体質には何も変わりはない。






元原子力保安院の証言



”原発の安全性の確認? そんなことをしたら国民を不安にさせる。”


”安全性の研究など日の目を絶対にみたい、それどころか仲間はずれにされる。”



そして最も恐ろしかったのは




チェルノブイリ事故直後の 元通産省の役人の証言



”先日ヨーロッパの会合で、(チェルノブイリの事故で)一番得をするって皆に言われた。


これでソ連も東欧も原発事業が後退する。今一番改善の能力があるのも持ちこたえる能力が


あるのも日本だ。 ってね”



これを嬉しそうに語っている。




チェルノブイリであんな事が起きたというのに、その悲惨さも危険性も無視して




ひたすら手前達の金・金・金の事を考える。




番組内ではプルトニウムを軍事利用しない事をアメリカに証明する為に



核燃料サイクルを建設したことにも言及している。





チェルノブイリ事故後の金への色気、そしてアメリカへの忠誠の証として




そして国内最大の 柏崎刈羽原発の建設と頭の中で繋がる。






この番組では 原発推進と 正力松太郎の関係にも触れていて、




先日見た ” ネットワークで作る放射能汚染マップ” に続いて



NHK Eテレ中々良いな・・・・などと思い始めたものの





この特集の最後のシーンで




島村原子力政策委員会の年寄り達の会合。



このかつて原発政策を強力に推し進めてきたこの老人達、



福島の事故の後の会合の中で




” そうは言っても日本にはやはり原発は必要。”


”上手に付き合っていくしかない”


”人間の知恵を出し合って、原子力を飼いならすしかない”



と老人達が頷きあって終わる。






はい??????  





思わず鳥肌たちましたわ。



お前達は 何を言っているんだ??





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笑わせるよ





笑わされついでにこの記事



外務省の狂気



感動を伝えて貰う?

15億円を費やすですと??


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狂ってるんですか?? 






私は最近アインシュタインのこの言葉が何度も何度も浮かぶ・・




無限なものは二つあります。宇宙と人間の愚かさ。前者については断言できませんが






解体しないといけないのは東電だけじゃないらしい。
変わらないといけないのも東電だけじゃないらしい。

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by melodynelson-2812 | 2011-09-26 16:32 | 時事

新聞なんかいらない。

 


  21日付けの スペイン一般紙  El Pais(電子版)



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El Nobel Kenzaburo Oe lidera la gran protesta antinuclear en Tokio

Decenas de miles de personas recorren la capital contra la energía atómica - Murakami y otros intelectuales agitan el viraje de Japón tras Fukushima


ノーベル賞受賞者大江健三郎が東京で反原発デモを率いる。

多くの人が反原発を訴えて首都を練り歩いた。村上(春樹)などの他の知識人も福島事故後の
原発政策転換を訴えている。





なんだか唐突に村上春樹の名前を出してきた感もありますが・・・。


まあ、スペイン人は村上春樹が好きだからなぁ。



しかもスペインのような国では政治的態度を明確にして始めて


知識人と認められるような土壌があるから。




記事内ではデモ参加者、警察発表2万人・主催者発表5万人と記されていましたが、


デモが頻繁にあるスペイン人にとっては警察発表と主催者発表が大きく違うのは


当たり前ですよね??


って事でスルー。



記者の署名がないって事は他所から持ってきた記事だろうけど次の日の社会面で取り上げる。




普段日本の記事が少ないというのに、驚いた。 ムラカミの効力か? 




お隣フランス、



電子版しか見ていませんが、  Le Figaro , Le monde, Liberation と 右・中道・左 全て


触れていません。 ( 紙版で記事を見つけた方がいたら教えてください。)


普段どうでも良い日本の記事はよく載せているのにね、 ル・モンド。


そういえば先日フランスのマルクールで起きた原発事故の時もLe Figaro は知らないですが


Le monde と Liberation 新聞では次の日はスルー ( 外国版だったからなのだろうか?)


で、次の次の日の Le monde にはちっさーーーーーく 記事が載っていました。


来年は仏大統領選挙があるので、今ここで原子力エネルギー政策とか面倒くさい事を争点にされたくない。

(汗) って感じがムンムン



ちなみに Le Figaro の親会社はダッソーグループ。


日本では知られていないかも知れませんがフランスの軍需産業グループです。


ミラージュ戦闘機といえばピンと来る方もいるのでは?? 


Le monde の筆頭株主も軍需産業EADSの大株主ですし・・



私見ですが、 万年 ”計画停電実施中?”みたいなフランスがあれだけエネルギーに固執するのって


この軍需産業とは無関係とは思えないんですよね。


そもそもが今回のマルクールの発電所だって何を製造する場所だったんだか(汗)。




ということで、そもそもが原子力政策に関してはフランスの新聞に何かを期待するだけ無駄。






">< 訂正> 9月19日付けの Le monde 電子版にこれがありました。


こちら。



El pais とほぼ同じ内容でした。


すまん!Le monde !!

私が時々Le monde を手に取る理由は ”環境問題”系の記事が他よりも多いから。


なのに、原発関連に関しては ” スルーしすぎ!!” と思っていたのでけど・・。








電子版で見つけたのは

RFI インターナショナルフランスラジオ の記事。



A Tokyo, 1ère grande manifestation antinucléaire depuis la catastrophe de Fukushima


の見出しがついています。


この記事は記者の署名いりで Frédéric Charles  このフレデリック・シャルルという人は


フランスではニュースといえば誰もが聞いているラジオ France Info でも


東京駐在ジャーナリストとして長年レポートしているし、 



近年東京在住特派員が激減している中で頑張っている数少ないフランス人


ジャーナリストだ。





翻って日本の全国紙の電子版を見てみたら




毎日は大きく取り上げているものの、



朝日・読売・(産経は知らんが 取り上げる訳ないと思い検索していません) は







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地方紙 は東京新聞、 我らが 河北新報も取り上げています。


それでなくても河北新報 3.11以降取り上げる記事多すぎててんてこ舞いなのに。




ある意味、朝日と読売の記者が記事として取り上げる基準って何?と興味がわきました。



ところで 小出氏著書 ” 原発のウソ ” を読んで理解した所によると



電力会社の利潤を算出する ” レートベース” ですが


この ”レートベース” には電力生産の為の必要経費も含まれています。


大手メディアに払う広告費も” 特定投資”として勘定され、利潤を計算する際のベースになります。



そしてその ”レートベース”に”報酬率”を掛けて それに比例して 


”電気料金”を引き上げれば良いのだから



電力会社にしたら 広告費がどれだけ掛かろうと知ったことではない。



どうせ払うのは利用者なんだから。



だから東電は実質 独占企業であるにも関わらず 意味の無い広告を出し続けている。


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そしてその気前の良い企業広告に依存しているのが日本の大手メディアという事なのです。




だから メディアの公共性なんて物はある訳がない





せめて独占企業からの広告収入を禁止するくらいのモラルはないのか???



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無いんでしょうね。
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by melodynelson-2812 | 2011-09-21 09:49 | 時事

名を捨て実を取る是フランス外交なり。







 日本から地理的に遠いんだからしょうがない。



とはいえ・・・


ヨーロッパに比べると日本でのリビア情報は格段に少ない。



日本のメディアが ” カダフィ大佐の隠れ場所 ”を話題にしている間にも



ヨーロッパでは リビアの抱えるお宝、そう



石油の行方で頭がいっぱい。





数日前にスペインでは




” カダフィの行方も知れず内戦も収まっていないというのに・・・


フランスが埋蔵量の35%の利権を得るという契約にサインした!!




とテレビもラジオも報じていた。




その報じ方からは




 ”く・・くやしぃーーーーー!! 




というのがありありと感じられる。



うんうん、くやしかろうスペインよ。



そんな報道には知らん振りをしていたフランスメディアだけれども


9月3日付けの


フランス左派一般誌 ” LIBERATION ”が



反カダフィ派への全面協力を条件にフランス石油大手トタルとリビア暫定政権との間に石油利権の35%を確保するという約束がされた文書の存在情報を得た。



と報じた。


その報道を受けて


フランス外務大臣 アラン・ジュペは


”そのような文書の存在は把握しておりません。”


トタルの経営最高責任者 クリストフ・ド・マージェリは


”35%? 何も聞き及んでいません”

と返答。



うーん、歯切れの悪い返答。




エネルギー省大臣の エリック・ベッソンにいたっては



”そんな事実は確認していないけれども、リビアのカダフィ政権打倒にあれだけ貢献した

フランスがそれなりの見返りを受けたとしても特におかしくはない。”



と答えている。




ちなみにフランス中道一般誌 ”Le monde "はこのネタを ”Liberation の報する所に拠れば・・”


と裏を取る気はあまりないらしい。


フランス右派 " FIGARO" は読んだ事ないから知りませんが政府報道の垂れ流しでしょう。





リビアの石油埋蔵量はアフリカ大陸でも4番目を誇る量。




今まではかつてイタリアの植民地だったという理由でヨーロッパ最大の利権を持つのはイタリアの



ENI 。 イタリアは当面の天然ガスの供給を条件にリビアでの石油利権の確保に必死ですが、



どうやらフランスはこれを期に一気に利権獲得に動こうとしている。





実際問題、フランスは モロッコ・チュニジア・アルジェリア・レバノンという



旧保護国との深くもドロドロとした関係から、 アラブ国との付き合い方の難しさを




嫌と言うほど経験している。




ここはアラブ人相手にキツネとタヌキのだまし合いに慣れているフランス人に分があるのでは・・




我々は戦闘には破れたけれども戦争に負けたわけではない。




と言ったのは ド・ゴール前大統領だ。



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 ド・ゴール まじ巨人すぎ・・。



勝ったの負けたのと面子はどうでも良いから、ともかく利益を得られればそれで良し!


とある意味潔くすら感じられるこの態度。




私の友人曰く




”フランスの世界における役割、それは嫌われる事 ”



なのだそうだ。 ”嫌われ者の方がなんだか安心” だそうだ。







フランスがここまで好き勝手を貫けるのはその軍事力は勿論の事



その節操のない外交力の力も大きいと思う。



確信している。 フランスはリビアの石油利権すでにがっぽり取り分確保している。




スペインが地団太踏んでも、いぎたなく取り分確保しているはず。




だって、それがフランス外交という物だから。
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by melodynelson-2812 | 2011-09-07 00:50 | 時事

日本についてすぐに・・

日本に来ると ”ご案内” 攻めに発狂しそうになる。


今回は成田に着いてからの時間の節約を考えて

パリから羽田に乗り入れている日系の会社の便で来たのだけど

(それにしても成田から都内への移動がないというのは私のようにその後の移動が長い人にとっては最高に便利だ!!)049.gif


その機内でまず、

酩酊した男性やヘッドフォンからの音漏れにお構いなしの男性のイラストが

書かれた映像が流れて

”周りの方への配慮ある行動”をお願いされる。





羽田の荷物受け取り場では延々と”必要書類の記入・提出と手荷物検査上を通る

時は一旦停止ラインで止まれ”の案内がご丁寧に

日本語→英語→韓国語→中国語でのべつくまなく流れている。





受け取り場のトイレを使用する間だけでもこの案内攻撃に頭痛がしそうだったのに

一日中、あそこにいる係員の人は耐えられるのか?と余計な心配をしてしまった。 

これらの案内は本当に必要なのかと真剣に検討される事はあるんだろうか? 

静寂という権利を奪われる暴力性に苦情を言う人はいないのか?


と到着早々いつも考え込んでしまう・・。










当然ながら、日本ではフランスやスペインに比べれると日本は

福島原発関連のニュースも津波被害関連のニュースも格段に多い。

飛行機の中からすでに夢中でその情報をむさぼる。

外国に住んでいる人はインターネットなどで自分から情報を得ようとしない限り

はやっぱり、原発の被害の事も津波の事も遠い出来事になってしまうのかなぁ・・と実感。 





それと同時に身近な出来事として捉えようとする人にとってはこの距離感はじれったいもの

があるのだろうけど・・。


日本の雑誌、新聞を読んで早速気になった記事を紹介します。

一つは週刊文春に載っていた京都大学助教授の小出助教のインタビュー。

> 
いい”とか”大丈夫”とかそういう言葉自体が良くないと思うんです。
福島の事故以降要するに世界中が福島からの放射能で汚れてしまった。
放射線の被曝は多ければもちろん被害は大きくなるけれでも、少なくたって
必ず被害はある。”これより上は駄目だけど、これより下はいい”という線は
ひけないと私は思います。一人ひとりが自分はここまでなら我慢できると、基準を持つ以外ないでしょう

<中略>


国のやり方は、野菜なら”一キログラムあたり何ベクレル以上の物は安全です、とそういう二分法でいっているわけです。私はそんなものは、サイエンスで言えばまったく正しくないと思う。汚染度の高い物から低い物まで連続的に危険は
ある。それぞれの汚染度を表示して、それを自分がたべるべきかどうか、一人、
一人に選択してもらうしかないと思っています。






小出氏といえば、福島以降 その発言が注目されていますが

インターネットの中で、小出氏の発言の特に”数値的な事”ばかりを切り取って

安心したり不安になったりする風潮に疑問を持っていましたが、この方の発言の

重要な所は”一人一人に選択してもらう”という所にあるように感じます。

その選択の基準となる為に正しく、細かい情報が必要になる。という事。



私は福島原発以降この  


”選択”” 

自分の基準を持つ



という事が重要になるのではないかと思っていました。 



しかし、冒頭で述べた”ご案内”の垂れ流しに慣れさせられた人達にとって、

この与えられた情報を自分で分析して自分で基準を決めるというのは実は相当難しい

物であるとも思うのです。


不幸にして日本はこれから短くはない期間この放射線と付き合わざるを得ない


わけで、これから様々な場面で”選択””自分で判断”する力が求められるというのに

あいも変わらず”やれ、機内では酔っ払ってくだをまくな”だの

”荷物検査する時は前の人が済むまで一旦停止して待て”だのと子供にするよう

な案内やお願いをする状況に、私はイライラせずにはいられない。





何から何まで細かく指示する事をやめて、自分で判断する訓練をつけさせる方が

よっぽど国のためにもなるし、それに公共空間で落ち着いて過ごせるというものだ。







小出氏のインタビューを続けます。

農作物も同じですが、”放射能を食べたくない”と。でも、一般消費者が汚染食料は嫌だと拒否したら福島の農業、水産業は崩壊します。そんな事を本当に許していいのか。私は福島の一次産業を守らなければいけない、原発なんかにやられてたまるかと思うわけです。
一次産業をどんどん潰して原発がのさばってきたわけでしょう。人は年齢を重ねると放射線の感受性が下がってきます。55歳を過ぎたら平均的な人の100分の1くらいしか危険度はない。
私みたいに60を過ぎたらもうどうでもいいくらいのリスクしかない。
だから、子供達は守って、原子力を容認してきた我々の世代が食べれば良い、
というのが私の主張です。東京電力も政治家もみんな食べれば良い。
責任あるものが責任を果たすべきです





私が小出氏の名前を始めて知ったのは、忘れもしない福島の事故の後始めて発行


された”アエラ”の記事内で、アンケートに答える形での物でしたがあきらかに他の原子力工学や放


射線防御学の学者の答えとは違っていました。



学者としての知識だけではなくて、その解答に人間性の高さを感じさせる何かがありました。



そしてこのインタビューには小出氏のその人間性が現れていると思います。


数字や実験結果のみに執着するマッドサイエンティストタイプとは対極の暖かい人柄を


感じるからこそ、多くの人が氏の言葉に耳を傾けるのだと思います。





このブログの記事は新幹線の中で下書きしているのですが、


新幹線はまさに福島の駅に今、到着しました。

窓から、東北の美しい緑を車窓から時々見ながら小出氏の


福島の一次産業を守らなければいけない
原発なんかに負けるか。       という言葉




を何度も何度も心の中でつぶやいています。









追記:  ハエが・・半端ない・・・・。



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by melodynelson-2812 | 2011-07-12 15:53 | 時事

低レベルすぎる・・日本の大臣・・

 怒っています








かなり怒っています





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日本の政治家のレベルの低さは周知の事ですけれどもね、



こんな最低な奴が復興大臣だなんて、



政治家としてどう、とかそういう問題ではなく人間として



最低・最悪の部類の人間であることは間違いない。



この動画消されないうちに見てください。


これが日本の政治家、しかも大臣といわれる人のレベルです。







もうね、この映像問題だらけなんですけどね



最も問題の部分は



これオフレコだから。かいた会社は終わりだから





恫喝ですか?? 今まで父親や祖父の威を借りてこうやって恫喝してきたんですか?






それに、何、大臣っていうのはお客さんなんですか??




常に   お客さん気分 ♪♪ るん ♪♪




そうか、お前たちが常に無能なのは常にお客さん気分で周りが


”お客様は神様です” って色々してくれるのが当たり前。って思っているから


だから無能なんだ。 よく、分かった!




村井知事のかたを持つ分けではないが、(知事の方針にも疑問は多々あるが・・)


 一つだけ確実に言えるのは



震災以降環境大臣なのに、なーーんも、してかったお前に比べたら 村井知事は


1000万倍 忙しいんだよっ 、働いてるからっ!!!





もう、政治家としてとかそういう問題じゃないんだ。



人として、大人としての問題なんだ。



相手が誰であれ、誰かに対してこれだけ横柄な態度をとる人間がいたら



それが、どこでどんな場面であっても、私は心から軽蔑するはず。




しかも、




これが



国民の税金貰っている



国会議員


しかも


大臣



しかも



復興大臣 !!!!!




ちなみにこの人、正式に復興大臣に任命されてからまだ一週間も経っていません。




こんな低レベルの人間をよりにもよって




復興大臣に任命した  菅首相と民主党。




今さらと笑うなかれ、




これを見た瞬間に最後の最後にわずかに残っていたあなた達への期待が消えました。




はい、


b0228941_4491119.jpg
終わり 
Adieu
Adios






追記:この映像は恫喝に負けずに東北放送一社が放送しました。 全国放送では放映されていな
   いのではないかと思い、ブログに載せました。 
   ご存知ない方にはぜひ、拡散して多くの方に一国の大臣の品性がどの程度のものか判断して
   頂きたいと思います。



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by melodynelson-2812 | 2011-07-04 02:42 | 時事

天使でも悪魔でもなく


 フランス語に angélisme という言場がある。



” 純粋化主義 ”  ” 理想化すること ” という意味だ。



私はこの angélisme が嫌いだ。





大抵の場合 angélisme を通した人の見方や、事象の見方は間違いを引き起こす。



知性をまったくかいた物の見方だと思う。



ある一定の年齢生きていれば


絶対の善人も絶対の悪人にもそうそうお目にかかれない


という事は理解できるはずだ。



それに純粋主義というのは結局のところは根底に排除の精神が潜んでいる。



だからangélismeが裏切られた時に往々にしてその人の考えは間逆に振れる。



そう、diabolisme に振れる。



震災直後に良く聞かれた被災した人たちに対する賞賛の言葉 曰く


”謙虚な” ”秩序ある” ” 礼儀正しい”  etc....


要は ” 純朴な田舎の人たち、 被害にあった可愛そうな人たち ”


という定型方のイメージだけがどんどん膨らんでいくのを危うい気持ちでみていた。



そう、私はangélismeが嫌いだし、あれはとっても危険な物だと思っている。



奇しくも、震災後復活したブログの記事 (amebloを使っていた頃)にコメントをくれた方が



福島の方だった。 その方が


 ” こういう好意的な意見は東北人としてうれしく思うが、これが逆の方向にいかない心配でもある”


というような事を仰っていた。  鋭い。




私がこの所感じているのは angélisme が間逆に振れ始めたのではないかという事。



3ヶ月以上たって、インターネットで様々な事が言われている。 曰く


震災バブル(見舞金や義援金の支払いで震災前よりも裕福な暮らしをしている。)


生活必需品ではなく大型液晶テレビなど高級なものを支援物資として要求する。


配給依存 etc...


そりゃあ、そうだろう。10数万人の被災者の中にはいろんな人がいるでしょう。


そもそも ”ヒサイシャ” なんて人は存在しなくて、


そこにいるのは様々な事情を抱えた様々な生き方をしてきた個人がいるだけだと言うのに・・・


福島の双葉町だったと思うけれども、他の場所に避難中の男性がインターネットで違法な


猥褻画像をやり取りしたかどで逮捕されたというので、


町が一旦、町への義援金を自粛していた事があった( 現在再開 )。



・・・・ 双葉町には” ○○ ○子 ”や ” ○○ ○男 ”という個人がいるだけで双葉町民という


人は存在しないはず。  それを何故双葉町民と一緒くたにするのか??



そして極めつけはこれ、




先日のブログでも書いたけれども、福島沖でのカツオの漁が解禁される方向であること。



現在、三陸沖で再開間近である港もいくつかある。



今 以前に、津波被害者を ”ヒサイシャ” と 避難区域から避難してきた人を ”ヒナンシャ”


とangélisme( もしくは simplisme =単純化!! ) で物事を見てきた人たちは


三陸からの魚を出荷しようとしている人達を今度は



”放射線に汚染された魚を平気で捕って来る、食卓の安全を脅かそうとする人”



と見なしているのでは?? と感じる。



そう見なしているからこそ ”なんとなく口に出していえない雰囲気・・・・”と言うんだと思う。


そして、誰かが口を開き始めると


”いや、実は私も前々からそう思っていたんだ!”  という。




はじめに明言するけれども、私も現在の三陸沖の放射線による海洋汚染は心配するべきレベルだと


思っている。魚介類の放射線検査のサンプリングの量は安心するにはまったく不十分だし


そもそもが、官房長官をして今更ながら ”子供の内部被爆は深刻な状況と認識” と言っている。 


そんな政府の”安全です”を信じて良いなんてこれっぽっちも思っていない。

食物からの内部被爆の危険性が疑われる現在、汚染された疑いのある食物の流通は


避けるべきだと思う。


でも、漁の規制がされてない以上港が開港したら、漁師としては行くでしょう。


そして魚が水揚げされた以上、それは流通に乗るでしょう。


それは、当然



事態を変えるには



国や自治体が漁を規制するか、もしくは水揚げされた魚が流通しないように政府が買い上げるか・・



勿論、これには関係者の補償問題が発生してくるわけです。






そして、魚介類にこれだけの規制をするからには当然ながら野菜や肉製品などのほかの製品


への規制も必要になってくるわけです。



三陸東北から北関東にかけてこれだけの食物の規制がされたら・・・、


事は日本の食生活全体の根幹を揺るがす事なのです。


勿論、私は苦渋の気持ちで、やっぱり政府はそこまで徹底して安全管理をするべきだとそう思う。




世の中は 天使と悪魔にきれいに二分されているわけではない。 



事象の糸を辿れば、いろんな事が絡まりあっていたりする。


そして、そこには喜怒哀楽、人間の感情があちこちにこびりついている。



それをいとも簡単に漁をやめろとか、土地を離れろとか、牛を殺せとか、


言って欲しくない。 言うべきでない。


それを言うのはもっともっと辛くて、それは残酷な事なんだって心で涙しながら言うべきだ。





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by melodynelson-2812 | 2011-07-01 05:36 | 時事