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viva 子供達 !

 先週末にマドリッドに帰ってきてから、とにかく忙しくて 042.gif




いやもう、 バタバタ でして。




今日からやっと自分の時間が取れるようになりました!!




昨日の夜は体力的には疲れていたけど、気持ち的に余裕があったのでしっかりお夕飯を準備。



並べられた食事の一つ一つの匂いをクンクン嗅いで




”うーん、どれも良い匂いだー。”と笑顔のアンヘリートさん(旦那)。




この数週間ろくなもの食べてこなかったのは冷蔵庫の中にオレンジとチーズしか入っていないこと


から推測可能。



私が勝手気ままに動き回るのに愚痴は言わない彼だけど、逆にこういう笑顔をされると



やっぱり 胸が痛むなぁ。。。



でもでも・・日本からこんな物持って来たよー。




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↑ うちの車に貼ってマドリッドの街を走ります。








しつこい と言われようも、


被災地からの様子を引き続き記事にします。019.gif





女川町のボランティアセンターは避難所からも仮設住宅からも近いので


夏休みの間は子供達が遊び相手を求めて集まってきます。





(ほぼ)毎日 来ていたこの子。




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もー、素直というか子供らしいというか騒がしいというか(汗)。



シャボン玉の写真を撮るというと ものすごいムキになってシャボン玉を吹き始める。



最近のシャボン玉って、壊れない何かが入っているんですね・・。


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しんみり。。と、見入ってる大人を横目に 



”わーい、わーい”とシャボン玉を足で踏みつける。



そんな悪がきっぽいところがあるかと思えば







ある日の朝



”ねーね、髪の毛切った?” と聞いてくる。



何気に女心をくすぐる術を併せ持っている子。




女子の間では



”同窓会で再会した時に、嬉しい驚きでモテ度が時間差で上がる 将来有望タイプ。”



と評されています。




お昼休みが終わって、各自作業に戻る時にいつも



”えー!どこに行くのー! 僕も行くー!”


というので




”だーめ。大人は仕事があるの、仕事に行くの!”


というと、ある日



” 仕事? 何? クジラ取るの? ”


と聞いてきて、 逆にこちらが  !





なんでも上のお兄さんはもう働いていてクジラを取っているらしい。



”え?そんな大きいお兄さんがいるの? お兄さんいくつ??”


女子達が余計なお世話で聞くと



”うーん。。 知らない! 





年齢は不明ながら 捕鯨活動可能な年。の兄弟がいるから大人とも物怖じしないんだなー。と


皆納得。






子供らしい男の子とうって変わって、おませなのは女の子達。



いつも一緒の3人組の女の子(写真は拒否されました。。)



”お姉さんと遊びたい。”とやって来る。





”えー、その辺にいる男の子達と遊べば?”


というと、




” えー、男はウザイから嫌! ”。



小学5年生くらいって、そういえばそうだったなー。




”ふーん、じゃあさ、どういうお姉さんと遊びたいの?”



”・・・・、え・・普通のお姉さんだよ・・・。”




”あー。駄目だそれじゃ。 綺麗なお姉さんと遊びたいって言ってくれて
たら遊んだのにな。”




とこちらも、意地が悪い。(女ってそういうもんだよ・・はっはっ。031.gif





というと、爆笑 (←ナゼ?)しながらも




”綺麗なお姉さんと遊びたいー。”




しかも、どういう遊びをしたいかといえば・・・



”運動公園に行く。”



って、ものすごい子供らしいしっっっ!!!




そもそもが ”おばさん”でなく”お姉さん”って呼んでくれるだけでも




なんて、良い子達 049.gif





仮設住宅へと続く道を徒歩で帰る時に出会ったこの子。


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この子を見たとき ドキッ としました。




この辺りは女川町でも被害のかなり大きかった場所。




写真をみるとあたかもそこは昔から空き地か何かだったかのような印象を受けますが




そこには3月11日前には民家や商店や工場が立ち並び



三陸の小さな町にありがちな、穏やかな人の営みに溢れた場所だった、そんな場所を



その子は俯きながら一人で黙々と歩いているのです。






私も何度もこの道を往復しましたが、



立ち止まって雑草に目を凝らすとそこに家の土台があって



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時にはその家の跡に花や飲み物が手向けてあったりして、


雑草に覆われたその場所は人の悲しみの跡が深く刻み込まれていて・・


大人の私でも一人で歩いていて、たまらない気持ちになりました。




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しかも途中にはガレキの仮置き場があり、 不気味な山を築いている。


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途中にある4階建てのアパート跡は、未だにその津波の威力を見せつけている。






そう、これが被災地の子供達の 日常の風景


そんな事、テレビでも雑誌でも教えてくれないでしょう??


でも、これが日常なんです、彼らにとって。



それにしても・・



この子はひたすら下を向きながら運動靴のかかとを踏みながら一人歩き続ける・・



もしかして泣いているのかな??



と ドキッ としながら 急ぎ足で近づいてみる



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。。。。と、なんとこの子は



ヨーヨーに  大集中




ひたすらヨーヨーの上下の動きを見つめて、せっせと手を動かしている。





アパートのある辺りを過ぎると、道が極端に狭くなるし



大型車の往来もあるのにも関わらずひたすら 集中




さすがに、追い抜き際に




”前みないと危ないよ。”


というと、


黙って頷いていたけど、 相変わらずヨーヨーに集中。




子供の世界のバリアーは強い。




もしかすると、その現実から自分を守る為に ”マイ ワールド ”のバリアーを


作っているのかもしれないけど、



周りにお構いなしに、 ヨーヨーに集中している彼を見て


なんとなく ホッとした。






今年は、様々な個人・団体の好意で被災地の子達は色々なイベントに参加できました。



県外に長期で滞在したり、従姉妹んちの野球少年は 甲子園にも行って



阪神タイガースの選手と練習をする事も出来たのだとか!







被災地のこういう風景。




これはしばらく続くので、こういう子供への支援、一過性ではなく長期で続く事を願います。




そして我々大人は、今後の復興にどれだけの責任があるのか、を常に忘れるべきではないのです。























 
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by melodynelson-2812 | 2011-08-31 21:39 | 東北復興へ向けて

鎮魂の盆踊り 







がんばっぺ女川盆祭り


夜は当然 盆踊り のはじまり。


日中暑かったからか 涼しくなる夕方になると・・・

次から次へと人々が集まってくる。


太鼓の音が鳴らされたら、 


盆踊りの時間 


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万国旗が懐かしいね~。


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町の7割に当たる家屋が全壊した土地なので、

当然ながら町民の多くが浴衣も甚平も下駄も失いました。


せめて子供達だけでも浴衣着せてあげたいな~・・と思っていました

が、

個人で支援活動をされている女性が300着の浴衣・甚平さんを

揃えてくれて(涙)。


しかも祭りの会場で着付けもしてくれていました。

その行動力と、寄付して下さった方達の善意に感謝。




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昭和の演歌歌手のような方が・・・







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子供達にシャボン玉をあげる。という


とってもナイスなアイデアの方がいて・・・



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おかげでなんだか

とっても幻想的な夏の夜。






盆踊りの後は


花火タイム。


南三陸町はネットで一口いくらで打ち上げ花火を売ったりしていましたが、

ここでは大仕掛けの打ち上げ花火ができない様々な事情があり・・・


まずは子供達に手で持つ花火を配られる


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そして、そして・・


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た~まや~・・ ってちょっと小さいかな??



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津波で壊滅状態になった地区の土を使って香炉を作っている

ボランティア団体の方が作ってくれた香炉に火を灯す

この香炉は希望する町の人に配られていました。


この日は(ほぼ)満月の日。


真夏特有の低くて、赤い満月(?)の明かりと


香炉の灯り。



なんだか幻想的な夜でした。
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by melodynelson-2812 | 2011-08-22 17:17 | 東北復興へ向けて

盆の祭り





なんとかネットが繋がる場所を見つけました(汗)。


この為に町の方に色々とご協力頂き・・恐縮です。




前回の記事へのコメントは申し訳ないですが、後日致しますのでご了承を・・。



ちょっと時間差があるのですが・・・、8月15日に行われた




がんばっぺ女川盆祭り” の様子です。





この日はとにかく暑かった・・。font>





祭りの開催時刻は なんと11時。





皆、汗だくになりながらも 無事 開催宣言。





先日記事にもした ご当地キャラ

リアスの戦士イーガー ショー




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暑い中気ぐるみを着てご苦労さまです。



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その甲斐あって子供達は喜んでいたようです。







その後は子供達を中心にした ”潮騒太鼓”


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勇ましい!


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女の子も参加しています。

真剣なまなざしが凛々しい。 これからの女の子はこうでなくては!



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可愛い闖入者はご愛嬌。 

こんな大らかさは小さい祭りならではです。





スペインの子供達も自由だけど、



ここらの子も自由だな~。









そして、地震が起きた14時46分に合わせて”慰霊の風船の打ち上げ。”



これは台湾にある ”ランタン祭り” からヒントを得たそうですが・・


本来はランタンという布製の熱気球を放つのですが、今回は防災上それは不可能



なので、ゴム風船で代用。








風船の数は830個。


これは女川町で津波により亡くなられた、もしくは行方不明になられた人数です。






一つ一つの風船にはメッセージを書いた紙がつけられています。




祭りに来た人達に風船が配られ、


14時46分を待ちます。


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あの時の時間が来て。

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風船の紐を放すと・・。


色とりどりの風船が空に向かって登っていきます。


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本来の企画では、ここで皆で黙祷。の予定でしたが(汗)。


この状況で、上を向いて風船を目で追ってしまうのは当然の事。


皆どんどん遠くに飛んでいく風船を目でおう。



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思わずその風船たちに向かって手を合わせる人もいれば


”いってらっしゃーい” 

”元気でなー”

と声をかける人もいて。





風船が遠くに遠くに見えなくなるまで皆で見送りました。



青空に向かって色とりどりの風船を放って、


皆で上を向いて、見送る。


こんな鎮魂の仕方も良い。


と思う。
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by melodynelson-2812 | 2011-08-20 09:15 | 東北復興へ向けて

お詫び!


 暑いですね~



前回のブログ記事にコメントを頂きましたが、そのお返事もせぬままのご無礼お許しくだされ。


バタバタとパリ→羽田→仙台と経由して両親が最近引っ越した


仮設住宅に寝泊りしていますが・・、




先日までいた石巻とは違ってここは・・





インターネットが使えない


状態でして・・。


某ケータイ電話会社のデータースティックを使って繋ごうと思っていましたが、


圏外になってしまい使用不可です。



今日は女川町では鎮魂の盆踊り、その他潮騒太鼓などの祭りのイベントがあります。


このお祭りの事などお知らせしたかったのですが・・、


インターネットが使えないならしょうがない・・。






5か月過ぎで こちらに来て見て 


以前は民家が並んでいた場所が重機で撤去されてみごとな更地になっていて・・


しかもその家屋の後には



あたかもそこ住んでいた人たちの生活の匂いを消し去るかのように


雑草が生い茂り 


気を付けてみないと、どこが家屋だったのか分からないほど。




昨日は、夕方一人で廃墟のような街の中を歩いていて何が現実なのか


何が起きたのか・・・一瞬分からなくなりました。




そんな現地で考えたこと、ゆっくり記事にします。





それまでしばらくご無沙汰しますが、



それまで しばし失礼します。




P:S それではこの記事はどのようにアップしたのかというと・・・、
   避難所にあるパソコン・・。使用する人が少ない時間を見計らって使わせてもらってます。
   
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by melodynelson-2812 | 2011-08-15 10:50

こけしワールド

 蔵王高原の麓、遠刈田温泉郷。



ここは知る人ぞ知る



こけし愛好家の聖地



たかがこけしと侮るなかれ、いくつかの系統に別れたふかーい世界なんですぞ。


こけしの系統(← 詳しくはこちらをクリック願います)



そしてここはその系統の中の一つ 遠刈田系こけしの本場




エルメス好き女子がパリ本店に入店する時と同じときめきを感じつつ、
(ってか、8年すんだにも関わらず入店した事ないから想像だけど。)





こけし館へと入館 !! 




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いや~、ここ こけし恐怖症の人が来たら確実にショック状態になりますね。




それにしてもこけし一つ一つの顔をよく見ていくと・・・



面白すぎる~060.gif



普段から私は電車の中で人の顔を見るのが好き(←ブシツケ?)


こけし達の顔も一つ、一つ違っていて、 


さすがこけし館、 個性派こけしのオンパレード 049.gif




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一つ一つにくだらないあだ名つけていたのですが、特にここで記すのは控えます(汗)。




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あ~、尽きない~。





こけし館を見学した後は、おまちかねのこけしの販売コーナーへ。




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うーん、展示コーナーで見た


目の周りが赤い(通称ヘビメタさん) に似たのか、



まつげが長くてボディに女性的な凹凸がある(通称東南アジア風ドールさん)に


似たやつがないかなぁ。。と探したのですが


こちらで売っているものはクラッシクな物のみです。





太っ腹を装い、



”好きなもの選んで良し。”



と母の好きなものも購入 




そして・・・・




ジャーン !!!


母のこけしコレクション第二章、



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今までjunkoさんから頂いたこけし一つだけでしたが(向かって左端の美人さん)



ここで買ったこけし (中央) と



蔵王の頂上の土産屋で買ったこけし (右端)



と3つに増えました 060.gif





うーん、





ラブ 053.gifこけし


ラブ053.gif民芸
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by melodynelson-2812 | 2011-08-10 08:43 | 好きな物

蔵王温泉の旅

 蔵王温泉に行ってきました。



蔵王連峰というのは奥羽山脈の中の山々で、宮城と山形の二つの県にまたがっています。



温泉もありますし、冬はスキーやスノーボードができます。




最近は樹氷の間をぬいながらのスキーが有名です。


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良い所ですよ~。



東北といえども暑さが厳しい時でしたが、さすがに蔵王高原と呼ばれる高地は



下界よりも涼しいし、緑が深い。



温泉に浸かり


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近くの林を散歩する



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そして何と言っても目的は



蔵王のお釜




実は数年前山形側からこの蔵王のお釜を見に行った事がありましたが・・



その日は山の頂上にはガスがかかっていてこんな感じ。



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どーにもこうにもガスがかかって何にも見えない。


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とりあえずお釜の周りをぐるぐる歩いたり、


隣の峰を目指して歩いてみる、


ガスがものすごくてなんと言うかというか・・



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賽の河原もかくやというか・・


恐山もかくやというか・・


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おかげで幻想的な写真が撮れましたが・・


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今回は、








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完璧な お釜日和


前回来た時に


”また綺麗に見える時に一緒に見に来ようね。”



とアンヘリートさんと約束したんですが(汗)。



すまん、 あなた様抜きでこんな完璧なお釜を満喫しました。




今回のこの蔵王訪問というのはちょっと特別な旅行というか・・、



うちの両親が元々申し込んでいた被災者支援の旅行に私がぎりぎりになって


外部からの参加という形で飛び入りしたものなので



私には場所を選ぶ余地はなかったのです。



一緒の宿泊施設に泊まっていらっしゃる方達は



被災地から長期、もしくは私達と同じように2泊3日の旅程で滞在している人達ばかり。






同じ宿泊施設でお話しした人達は



震災以降、初めて被災地以外の場所に来た人達もいて、



この完璧なお釜の景色を見てとっても喜んでいました。



うちの両親を初め、皆一様にお釜の神秘的な様を見て




”こんな景色みれるんだから、 生きてて良かったね~。 ”



と言うのですが その一言、真に迫りすぎです。


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天気が良くて本当に良かった。


前回みたいな、歩き続けたら彼岸にでもたどり着きそうなあんな雰囲気だったら


せっかく、みんな気分転換に来たと言うのに・・・


楽しめませんって・・・。


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頂上の神社でお参り。



 なぬっ !!



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 な・・な 何故!?


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ま、いいや。




それにしても本当に今日はお釜が綺麗にみえるなー。


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頂上のレストランで


お決まりのずんだ団子を食し

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玉こんも食し

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満足




出発の日は


短期滞在組は


”こんな良い所にこれ以上いたら被災地に帰るのが辛くなってしまうから、帰らないとね~”


といい


長期滞在組みは


”良い所って言ったてさ、こっちはやっぱり帰りたいよ、自分の家に。

いや、もうそろそろ俺達も帰るんだ。生活再建しないと。 ”


と言う。



別れる時はやっぱり



”ま、お互い がんばっぺ~!      ”


となる。




それにしても、地理に詳しい人ならお気づきだと思いますが



ここは宮城でも南部、



ここから一番近い都市でのモニタリングポストの放射線値は県内でも高い値を示します。




こんなに空気は澄んでいて、眩しいほどの緑に溢れているのに・・。




どんなに楽しい時間を過ごしても、やっぱり憂鬱がつきまとう。



邪気なく東北の夏を楽しめた、数年前の夏のあの日のあのままの状態に戻して欲しい、



と心から思います。



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by melodynelson-2812 | 2011-08-07 07:52 |

子供たち



  文藝春秋の8月臨時増刊号はその名も


 ” つなみ ”  


被災地の子供80人の作文が載っています。


子供たちといっても幼稚園から高校生まで年代にはかなり差があるのですが


みんなものすごく上手に作文を書いています。


そしてみんなそれぞれに辛い思いや悲しい思いをしたんだなぁ・・ と涙が出る事もありますが


でもみんな前向きでしっかりとした事を書いていてとっても頼もしいです。


その中のいくつかを紹介します。






つよくてやさしい人になりたい。

南三陸町 志津川小学校 一年   山内君


 3月11日、その日、ぼくは5じかんじゅぎょうでした。 学校から学どうにむかうと中 とつぜん
つうろがゆれました。   とてもつよくゆれたのでこわかったです。

じしんがおわってから、友だちといっしょに学校にもどりました。 すこしくらくなってから
しづ川につなみが来たと先生から聞きました。

ぼくはその時、つなみがどんなものなのかよくわかりませんでした。
きょうしつですごしたその日のよるは、とてもさむかったです。おとうさんとおかあさんに
あいたかったです。

つぎの日、おとうさんがむかえにきました。 おとうさんと学校から下りていくと、いつも見ていた
たてものがこわれてなくなったりしていました。
くるまもいっぱいつぶれていました。 はしもこわれてました。

ぼくのいえははんぶんこわれていました。ぼくはとてもかなしかったです。

小学校のたいいくかんでは、でんきもつかなくて水も出なかったけど、おとうさんとおかあさん、
おねえちゃん、おじいちゃん、それから友だちもいっしょだからさみしくなかったです。

たいいくかんでせいかつしているあいだ、たべものやふくなどひつようなものをたくさんもらいました。
ぜんこくのたくさんの人たちが、ぼくたちのためにおくってくれたのだそうです。

じえいたいの人たちがまいにちごはんをつくってくれました。 ボランティアの人がきてくれて、
いっしょにあそんでくれました。 
ぼくは、たくさんの人にたすけてもらっているんだなぁとおもいました。

こまっている人がいたら、ぼくもたすけてあげたいです。 そんなつよくてやさしい人に
なっていきたいと思います。






夢だったらいいなー

大槌町 赤浜小学校3年  柏崎君


 3月11日、ぼくは、学校にいまいした。 すると、とつぜん地震がきました。そしてぼくが
〔地震だ。〕 とさけびました。

みんながつくえの下にもぐりました。そのときぼくは、津波がくると思いました。
地震がおさまって校庭にひなんしました。 みんなびっくりしていました。
ふく校長先生が三メートルと言いました。

水門をふつうにこす津波がおそってきました。学校のフェンスをこわしながらも学校におそい
かかりました。
ぼくは、いそいでにげました。

余震がつづき電信柱がたおれそうでした。それを見てすぐにげました。山の方にダッシュで
にげました。

津波のゴゴゴゴという音がすごかったです。 3回れんぞくの津波がきてびっくりしました。
家も車もめちゃくちゃで夢をみてるようでした。

すごく寒くて先生のジャンパーをかりたのであたたかかったです。

津波がおさまり、学校の上にあるうめさんという人の家にとめてもらいました。
二日目にお父さんが山田町からあるって帰ってきました。 うれしかったです。

十三日の朝お母さんがまさないから帰ってきたのでとてもうれしかったです。
おふろがないのと電気とガスがない生活をしてみて前の生活がしあわせな事に気づきました。
だから、これからは、むだづかいをしないようにしたいと思います。

うめさんの家から学校にすむことになりました。 一度津波が来たところなのでふあんでしたが
みんないっしょなので心づよい気持ちになりました。

自衛隊のお風呂に入れた時はとても気持ちがよかったです。
自分の家をみにいってなにもなかったです。

ぼくが
〔夢だったらいいなー。〕
と言いました。 そしてお母さんも
〔そうだね。〕
とかえしてくれました。
これからぼくは、前向きにがんばりたいです。





小学校一年生と三年生、とても大事な事を書いています。

感謝の気持ち、物のありがたさ。

40歳の不惑の年でもこういう事もわからない馬鹿者もいるというのに・・。


こういうしっかりした作文も良いですが


こういうのも素直で気持ちが伝わるなーとおもうのです。



お母さんにおこられた

名取市 ゆりあげ小学校3年生  加藤君


 このときにDSをやったのがばかでした。
しんさいのときDSをやったらお母さんにおこられました。



かなしいきもち

仙台市若林区  ろりぽっぷ幼稚園 みさきちゃん


かなしいきもちだった。 うちの犬のもかもまろもうさぎもしんだもん。

いやなきもち。

うちのねこのてつはいきているけど、のらねこのよしだもいきてるもん。





すごく素直だなぁ。




さて、私が出会った子供達も頼もしくて良い子たちでした。


ある日私は


現在避難所となっていて使えない小学校が仮校舎として使っている中学校に置いている備品を


近くの別の小学校に運び出すという引越し作業を手伝いました。




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こんな、学校の備品をひたすら運びだし 小学校に着いたら入れる

を繰り返します。



ひたすら机やいすの搬入が続くので


お手伝いに来た小学校の父兄( 平日だったので主にお母様方 )が一列に並んで

バケツリレーで小学校に運び込みます。 


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 ちょっと一休みの図



運び込む机の上には間違えないようにと 年と組と名前を書いた紙が貼り付けてあります。

その横には



” お願いします。 ”  ” ありがとうございます。 ”


のメッセージが書いてある。


世の中、このありがとうございますが言えない大人がごまんといるというのに


えらい子達です。

中には


 よろしくねがいします。

とか

ありがとうございまた。

とか誤字があるのも微笑ましい。



終わりのないいすや机の搬入が終わっても、紙類や標本などのハードな物が続き

めげそうになりますが


横では、 柔道場が物置になっているのか、使用できない為に

畳を外に置いて、 青空柔道場を設置して 熱心に柔道の練習をしている子供達がいて・・・


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この子達の気合がものすごいので、


思わずこちらも気合が入る 066.gif




バケツリレーの先頭で受け取った物が、ちょっと安定感がない物だったので

渡さないで直で小学校にもっていきまーす。。。 と荷物を運び込まんとと

小学校の建物にはいると・・・



そこには



小さいからだの両手を大きく広げて



” よっしゃ、こーい ! ”


とばかりに荷物を待ち構えている小学校低学年の子が (汗)。


やる気は買うけどちょっと渡せないー と思って


” ごめんねー。ボクにはちょっと重いかもー”


と言って、荷物を所定の位置まで運ぶ。


荷物を置き終わった後に


( いや、あの子男の子じゃなくて、女の子だったかな??? )


と思い返して、 そのこの所に戻ってみると


案の定、 



俯いて  ” 男の子に間違えられた・・・・ ” と先生なのか保護者なのか、大人の女性の前で

拗ねている 007.gif





実はこの男の子に間違われる悲しさというのには私はちょっと敏感で・・。


というのも私自身、小さい頃全く母親の好みで髪型をベリーショートにさせられていて

よく男の子に間違われたのです。


まあ、性格も男の子っぽかったのでしょうがないのですが、これがものすごーく 


嫌 !!  


だったので、男の子に間違われる気持ちはよーく分かっているのです。









慌てて



” ごめんねー。 言ってからすぐ女の子だったー。って思ったんだよぅ。 女の子だよねー

どう見たって。 ごめんねー。急いでたから間違ってしまったんだよー。”




というと機嫌が直ったのか、 顔を上げてこちらを見てる。




”えらいよねー。お手伝いしたいの?? ” 

というと


恥ずかしそうに笑っている。  とっても良い笑顔だった。



こんな小さいからだで、あんな重い物を持とうとするなんて・・。


大人が働いているのをみて自分も何かしないと。


と思っているんだなぁ。




私達大人はこんな子供達にものすごい借りがあると思います。


この子達は津波被害という苦難だけでなく、 放射線被害という苦難にも直面しているのです。


原発という政策を受け入れたのは完全に大人の世界の大人の理屈。


そして放射線汚染の被害を最も敏感に受容するのはこんな素敵な子供達。




小学校3年生だって、これからの自分の態度をかえなくちゃ。って思っているんです。


なんで私達大人がそういう風に思えないんだろう?



充分すぎる程悲しい思いをしたこの子達が笑って暮らせる社会を築くのは私達全員に


課せられた責務だと思うのです。



どこに住んでいたって関係ないです。


この子達の為に 何かを始めないと いけない。


そう思うのです。


こんな活動されているかたもいます。


コラボスクール 女川向学館 

たくさん学んでくれ子供達。 向学館では様々な形での支援を募っています。


私の友人junkoさんは

首相への提言書への署名を募っています。

こちらから




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by melodynelson-2812 | 2011-08-04 08:01 | 東北復興へ向けて

腹立ちまぎれ。



 むきーっっっっ ! 




投稿直前のブログ記事過ちで消してしまいましたぁぁぁぁぁ。032.gif031.gif





ってな事で




腹立ち紛れに、向こうにいる間に撮った




ディープな東北のパーキングエリア写真アップします。



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どこのパーキングエリアもまずは



遠くから支援に来てくれた人へのお礼を欠かしません。





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名物 玉こん の何たるかが分る人は


相当の 山形通です。


それは玉こんにゃくという丸いこんにゃくをあまじょっぱく煮たものです。


大して美味と言うわけではないのですが、


屋台があればほぼ100%購入してしまう・・抗しがたい名物です。




b0228941_0125127.jpg



こんな商品がパーキングエリアに! というよりも


こんな商品が存在するとは! という驚き。




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すみません、動物ネタに疎いのですが話題の犬か何かでしょうね。



この商売っ気、フランス人もスペイン人も少し真似たらどうだろう?




特にスペイン、商品開発って概念ある??



日本人は商売っ気が過多すぎかも知れないが・・。




そして、

蔵王山で飲んだ飲むヨーグルトが美味しかったので、それかと思って近づいてみたら・・




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白魚がぎっしり詰まっていました。


これを瓶ごと一気飲みしたら。。。むせるな 。。






ところで、これは帰路で寄ったパーキングエリアなのですが・・・



蔵王山への往路 道すがら立ち寄ったパーキングエリアの公衆トイレに



あろう事か、母が



お金やら家の鍵やら罹災証明書やら通帳やら印鑑やらとにかく大事な物が入ったバックを



忘れてきてしまったのです。



津波から避難する時もしっかり持ち出したものをこんな不注意で失くすとは・・・・




洒落になりません・・・




と、言いたいのをじーっと堪えて



一時間後にその場所に戻ってみると・・・・





親切な方が隣の売店に届けてくれていました!!!!






売店の方が電話番号を教えてくれたので、お礼を言う為にその方に電話してみると・・・





その方は関東地方のある都市から南三陸町のお知り合いの方の安否を探しに来て



その帰りだったのだとか・・。



残念ながら、その方の安否の確認は分らないまま帰路につく途中だったのだとか。



父が南三陸町の身元確認ができる連絡先を知っていたのでそれを伝えて電話を切る。





後日、母がお礼の品を送った所先方からお礼の電話が。



南三陸町のお知り合いの安否の確認が取れたのだとか !!! 




良かった !! 




震災以来、 色んな人と色んな形で関わりができる。




バックをなくした時は肝を冷やしましたが、




結局は笑い話しにできる結末でした。 
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by melodynelson-2812 | 2011-08-01 00:37